経済
来年、列車運賃が最大9%値上げへ―政府とNSが共同節約策を決定
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最大9%の大幅値上げへ
公共交通担当の代行国務大臣Thierry Aartsen氏は議会への書簡で、来年の列車運賃が最大9%値上げされると発表した。以前は12%の値上げが予定されていたが、オランダ鉄道(NS)が追加的なコスト削減策を講じたため、実施幅は抑えられた。
NSが進める運営効率化と影響
NSはコスト削減のため、以下の対策に踏み切る:
・緊急対応用に配置する予備編成の削減
・混雑日やラッシュ時におけるメンテナンス抑制
・一部列車では1等席を2等席に変更し、若年向け日帰り切符等の割引を廃止
これにより、特にラッシュ時、火曜・木曜のランドスタッド地域などでは、列車の混雑が一層深刻化する恐れがあるとNSも認めている。
値上げに踏み切った背景
値上げ幅が大きくなる理由は、以前のインフレ分が運賃に反映されていなかったためである。2024年には政府の介入で12%の値上げ案は撤回されたが、今年初の国務大臣Chris Jansen氏は「政府は追加支援に予算を割けない」と説明していた。
NSと政府の温度差
Aartsen国務大臣は「値上げ幅抑制の努力を共に進めた」と満足感を示す一方、NSは政府からの財政支援が得られず、非常に失望していると声明。NSは2026年前の合意を政府に期待していたが実現に至らなかった。
NSの自主的コスト削減
NSは年間2億ユーロのコスト削減を目指し、本社機能の縮小、人員採用・IT・オフィス維持費などの見直しに着手。加えて、鉄道車両への投資や労働組合との賃金交渉が今後の負担となっている。
最終的な運賃の改定案は今秋中に発表される予定である。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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