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若者に投資教育を ユーロネクストCEOが金融リテラシー向上提言
経済

若者に投資教育を ユーロネクストCEOが金融リテラシー向上提言

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オランダの若者に投資文化を

ユーロネクスト・アムステルダムのCEO、René van Vlerken氏は、オランダの若者に投資教育を導入し、金融リテラシーを高める必要があると提言した。現在、オランダを含む欧州では貯蓄文化が根強く、3.3兆ユーロ(約530兆円)が銀行口座に眠ったままになっているという。この問題について、昨年欧州委員会のためにイタリアの政治家Enrico Letta氏がまとめた報告書 でも指摘されている。

「投資の基礎を中等教育で教えるべき」

van Vlerken氏は「金融的に自立するために必要な知識を、中等教育で教えるべき」と強調する。「例えばイタリアでは、子どもが幼い頃からイタリア企業の社債に投資する文化がある。こうした習慣が投資意識を育てる」

また、近年の若者の仮想通貨投資への関心の高まりにも言及。仮想通貨は投機的な側面が強いとしながらも、「投資のリスクを学ぶきっかけになっている」と評価した。「仮想通貨で損失を経験することで、投資にはリスクがあることを学べる。自転車の乗り方を覚えるには、まず転ぶことが必要なのと同じだ」

IPOへの個人投資家参加も容易に

van Vlerken氏は、投資文化の醸成だけでなく、制度面の障壁を取り除くことも重要だと指摘。現在の欧州の規制では、個人投資家がIPO(新規株式公開)に参加しにくい仕組みになっているが、今後導入予定のEU指令により、この障壁が緩和される見込みだ。

「貯蓄を投資に活用しようとしても、規制が厳しすぎては何も進まない」

オランダで投資文化が広がるかどうかは、教育の充実と規制改革の両面からの取り組みにかかっている。

参考

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