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自営業・フリーランスの廃業が10年で最多に
経済

自営業・フリーランスの廃業が10年で最多に

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廃業の大半は「健全な企業」

オランダ商工会議所(KVK)の最新データによれば、2025年第1四半期(1〜3月)に60,964件の企業が廃業し、前年同期比で37%増と過去10年で最も大きな伸びとなった。特にフリーランスや自営業者(zzp’er)が中心で、廃業者の73%を占めている。

驚くべきことに、多くは倒産ではなく「経営は健全ながら外部要因により事業継続を断念した」企業だという。破産件数は892件と、前四半期(2024年第4四半期)の1,003件から減少している。

すべての業種で廃業が増加

KVKは「全業種で廃業が増加するのは異例」だとしており、分野別では以下の増加が目立った。

・農業、園芸:+90%

・医療、介護:+72%

・建設:+50%

起業家でありTilburg大学の特別教授でもあるJosette Dijkhuizen氏は、この傾向について「エネルギー価格の高騰、規制への不安、労働力不足などの要因が複合的に影響している。本来は持続可能なビジネスであっても、環境の変化で継続できなくなっているのは憂慮すべきことだと分析している。

個人事業から法人化へのシフトも

新規起業数は6万448件で、前年同期から17%減。10年ぶりの大幅な減少である。

一方で「BV(有限責任会社)としての起業」が25%増となっており、これは「偽装自営業対策の強化」や「自営業者に対する障害保険の義務化」を見越した対応とみられる。業種別では、新規起業の減少が特に目立つのは以下の分野だ。

・医療、介護

・農業、園芸

・物流

農業・園芸については「家畜削減など将来が不透明で、新規参入の魅力が薄れている」と指摘されている。

オランダ全体の企業数は微増も

2025年3月末時点で、KVKに登録されている企業は2,578,878社。前年比では**+1.4%**と増加はしているものの、この10年で最も低い伸びとなった。

参考

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