PostNL、2025年7月から切手代を10セント値上げ
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切手代10セント引き上げ
PostNLは、2025年7月1日より国内郵便切手の価格を現在の1.21ユーロから1.31ユーロに値上げする。2023年時点では1.01ユーロだったことから、わずか2年で30セントの値上げとなる。
郵便部門の責任者Maurice Unck氏は、「誰も値上げを喜ばないことは理解しているが、持続可能な郵便網のためには必要不可欠な措置です。平均的な家庭が1年で送る手紙は約6通なので、年間で60セントの負担増にすぎません」と述べている。
国外郵便・書留・荷物も
PostNLが発表した7月からの料金改定では、以下の郵便・配送サービスも対象。
・海外宛の手紙(切手)
1.90ユーロ→2.00ユーロ(10セント)
・書留郵便(登録付き郵便)
10.30ユーロ→10.80ユーロ(50セント)
・書留小包(追跡・補償付きの荷物)
10.35ユーロ→10.85ユーロ(50セント)
「1日配達義務」の制度疲労
Unck氏は、郵便物の減少傾向と、それに対して柔軟に対応できない郵便法(Postwet)の制約を指摘。現在の法律では、PostNLはすべての郵便を1日以内に配達する義務がある。
「オランダでは週5日、全国ほぼすべての通りで郵便配達員を見かけます。これは法律による義務ですが、現代のニーズとは合致していません」同氏によれば、2025年第一四半期の郵便物量は前年同期比で7%減少。今後もこの傾向が続くと見込まれ、現行制度下では“吸収しきれない”段階に来ているという。
国民の意識と法改正の可能性
PostNLの社内調査では、大多数の利用者が「配達に1日以上かかっても問題ない」と回答。このことから、郵便法の緩和(例:配達期間の延長)に向けた議論が活発化している。
オランダ議会(Tweede Kamer)では、夏の休会前に関連法案を審議予定。さらに、オランダ消費者市場庁(ACM)も郵便市場に関する調査を実施中で、結果は今春中に発表される見込み。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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