オランダの住宅価格、前年同期比で7.8%上昇―今後も上昇継続か
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3四半期連続で上昇傾向続く
オランダ統計局(CBS)と登記局(Kadaster)の最新データによると、2025年第3四半期の既存住宅価格は前年同期比で7.8%上昇し、平均価格は48万7,000ユーロに達した。これは第2四半期比でも1.8%の上昇を示しており、住宅市場の堅調さを裏付ける結果となった。
なお、新築住宅の価格上昇率は7.4%で、平均価格は52万3,000ユーロと既存住宅を上回る水準となっている。
売買数は既存住宅で増
販売件数を見ると、既存住宅は6万3,000件超で前年比15.6%増と活発な取引が見られた一方、新築住宅の販売数は約6,000件で前年比12.7%減少。これは2023年以降初の減少となっており、新築住宅市場の鈍化が浮き彫りとなっている。
ABNアムロの見通し
ABNアムロ銀行は、住宅価格が今後も上昇傾向を維持するものの、過去2年の急激な上昇ほどではないと分析している。
銀行の見通しでは:
2026年:3%上昇
2027年:4%上昇
と予測しており、緩やかな成長トレンドが続く見込みである。
住宅価格を押し上げる要因
銀行によれば、価格上昇を支える主な要因は以下の通り:
・家計所得の増加
・インフレ率の緩やかな低下予測
・新築住宅供給の停滞
特に供給面については、建設プロジェクトのリードタイムが8~12年に及ぶため、短期的な供給増は見込めないとされている。
金利上昇が需要を抑制する可能性
一方、住宅価格の上昇を抑える要因として、住宅ローン金利の上昇リスクも指摘されている。
・2025年末時点で複数の銀行が金利引き上げを発表
・ユーロ圏各国の国債利回り上昇が、住宅ローン金利にも波及する見込み
これにより、住宅購入の資金調達コストが上昇し、需要を抑制する可能性がある。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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