住宅ローン需要が急増、2025年上半期に前年比22%増加
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住宅ローン件数が前年比22%増
オランダ登記局(Kadaster)の発表によれば、2025年上半期に新規で組まれた住宅ローンの件数は20万7000件に達し、前年同期と比べて22%の増加となった。これに伴い、住宅ローン総額は32%増加し、785億ユーロに達した。
また、住宅購入に伴う平均借入額も前年より9%増加し、49万1000ユーロとなった。
持ち家から乗り換えで自己資金を活用
住宅ローンの金額は年齢層によって顕著な違いが見られる。50代以上の購入者は、若年層に比べて借入額が少ない傾向にある。特に、50万ユーロ以上の高額物件を購入した層や住み替え(乗り換え)を行った層にその傾向が強いとされる。
登記局によると、これらの購入者はすでに所有する住宅の売却による自己資金(エクイティ)を活用できるケースが多く、さらに生活費の安い小型住宅へ移ることで借入を抑えているという。
価格は上昇傾向続くが、伸び率は鈍化
オランダ中央統計局(CBS)および登記局のデータによると、既存住宅の価格は2025年7月時点で前年同月比9%上昇しており、引き続き価格上昇が見られる。ただし、過去数ヶ月にわたって価格上昇のペースは緩やかになっている。
なお、住宅需要は依然として供給を大きく上回っており、需給の不均衡が価格上昇を後押ししているとみられている。
賃貸物件の売却が加速
オランダ不動産業者協会(NVM)の報告によれば、2025年第2四半期は過去20年で最多の物件が売りに出された。この増加の主因は、賃貸物件の売却が進んでいることにある。
背景には、新たな立法によって賃貸運用の魅力が低下したことがある。多くの家主は、賃貸契約満了後に再度貸し出すのではなく、物件を持ち家市場に売却することを選択しているという。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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