オランダで約11.5万戸の住宅建設が停止 反対手続きが原因
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住宅建設11.5万戸がストップ
オランダの住宅建設業界団体WoningbouwersNLは、2024年末時点で約11.5万戸の住宅建設が延期または中止されたと発表。その主な原因は、市民や団体による異議申し立て手続き(Bezwaarprocedure) だという。「建設業者は準備が整い、住宅を求める人々も待っているのに、プロジェクトが停止している。これは制度の欠陥だ」と、WoningbouwersNLのCoen van Rooyen代表は指摘した。
「根拠のない異議申し立て」
Van Rooyen氏によると、多くの異議申し立ては実質的な根拠がないにもかかわらず、建設を長期間遅らせることができる。
「中には開発業者から金銭的な補償を狙って異議を申し立てるケースもある。ロッテルダムでは、ある男性が住宅タワー建設の『補償』として10万ユーロ以上を要求した」と述べ、こうした行為が建設コストを押し上げ、最終的には住宅購入者の負担になると警告した。
異議申し立ての規制強化を要求
WoningbouwersNLは、政府に対し以下のような法改正を求めている。
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故意に住宅建設を遅らせた異議申立人に損害賠償を請求可能に:「異議申し立てが認められなかった場合、建設業者や将来の住民が被る損害の責任を負わせるべき」
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裁判所の判断なしに行われる金銭的和解(買収)の禁止:「異議申し立てを利益目的に利用する行為を防ぐ必要がある」
新築住宅市場は好調、今後も成長見込み
一方で、オランダの新築住宅市場は2023年と比べて43%増加し、2024年には31,958戸が売却された。WoningbouwersNLは、今後も住宅市場は経済成長、賃金上昇、金利低下、そして深刻な住宅不足によって引き続き好調を維持すると予測している。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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