経済
民間賃貸の家賃上昇が持ち家価格を上回る─オランダ住宅市場で圧力続く
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家賃上昇が住宅価格を上回る
オランダでは今年第1四半期、民間賃貸の家賃上昇率が持ち家価格の上昇を上回った。新規入居者の平均家賃は1平方メートルあたり21.12ユーロとなり、前年同期比で7.3%上昇した。特にアパートの値上がりが顕著である。
現在、民間賃貸住宅の42%以上が月額2,000ユーロを超えており、家賃の高額化が進んでいる。
インフレも上回る上昇
持ち家価格の上昇率は約5.4%、インフレ率は2.7%であるのに対し、家賃の上昇はそれらを上回っている。この傾向は2四半期連続で続いている。
第1四半期には約13,000戸の賃貸住宅が新たに市場に出たが、それ以上に市場から消えた物件が多く、差し引きで1,869戸減少した。
応募減でも競争は続く
1物件あたりの応募数は平均25件と、前年から46%減少し、2021年以来の低水準となった。
しかしこれは競争の緩和を意味するものではない。手頃な価格帯の物件が減少しているため、需要が一部の物件に集中しているためである。
売却の波はやや減速
賃貸物件を売却して持ち家市場に移す動きは続いていたが、その割合はやや低下した。第1四半期では売り出し物件のうち5.5%が元賃貸物件で、前年の7.6%から減少している。
賃貸規制の強化や税負担の増加が、これまで貸主による売却を促してきた要因である。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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