経済
オランダ、ココア輸出で世界首位に─ドイツを逆転し市場の中心へ
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世界首位に浮上したオランダ
オランダは2025年、ココア製品の輸出額で世界首位となり、2010年以来初めてドイツを上回った。輸出額は124億ユーロで、ドイツの114億ユーロを上回った。
ココア製品には、チョコレート、カカオマス、ココアバター、ココアパウダーなどが含まれる。
価格高騰が成長を後押し
輸出額は2020年の42億ユーロから2025年には124億ユーロへと約3倍に拡大した。
この背景には、西アフリカでの天候不順による不作があり、カカオ豆価格が大幅に上昇したことがある。2025年には、ココア輸出により約30億ユーロの経済価値が国内にもたらされた。
欧州中心の輸出構造
最大の輸出先はドイツ(25%)で、次いでベルギー(13%)。フランスやイギリスも主要市場であり、欧州外ではアメリカが最大の輸出先となっている。
ドイツが主にチョコレート(完成品)を輸出するのに対し、オランダは約4分の3が半製品で、完成品は約4分の1にとどまる。
世界最大の取引ハブ
オランダは輸出だけでなく輸入でも大きな存在感を持つ。
2025年のココア関連輸入額は114億ユーロで、アメリカに次ぐ世界2位。特にカカオ豆の輸入では世界最大を維持している。
アフリカ依存と供給の変化
輸入の約27%はコートジボワールからで最大の供給国である。そのほかガーナ、カメルーン、ナイジェリアなどからも輸入している。
近年ではカメルーンやナイジェリアの比率が上昇しており、エクアドルやギニアも新たな供給国として存在感を増している。一方で、従来比率の高かった国のシェアは相対的に低下している。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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