経済
KLM、停戦後もドバイ便停止継続─中東情勢の影響と燃料高が長期化
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停戦後も続く運航停止
KLMは、中東で停戦が成立した後もドバイ便の運航停止を継続する方針を示した。安全上の理由から、ドバイに加えサウジアラビアのリヤド、ダンマーム発着便も5月17日まで運休としている。
同社は、それ以降の運航については中東情勢の安定性を見極めた上で判断するとしている。
空域回避で長距離化
現在KLMは、イラン、イラク、イスラエルおよび湾岸地域の広い範囲の上空を回避している。このためアジア路線では大きな迂回が必要となり、飛行時間の増加が続いている。
影響を受けた乗客には、エールフランスやデルタ航空と連携し、代替ルートが提供されている。
航空券値上げも継続
戦争による燃料費高騰を受け、KLMはすでに運賃を引き上げており、この措置も継続される。
長距離往復:約50ユーロ値上げ
欧州内往復:約10ユーロ値上げ
子会社トランサヴィア:約5ユーロの追加料金
燃料価格は依然高止まり
国際航空運送協会(IATA)は、停戦後も燃料コストの高止まりが続くと警告している。
ケロシン価格は2月末の約99ドルから175ドルへ急騰。原油価格は停戦後に下落したものの、精製能力の混乱により航空燃料は依然として高価な状態が続いている。
ホルムズ海峡の重要性
オランダはEUなどとともに、停戦期間中の2週間、ホルムズ海峡の安全確保に関与することが決定された。
この海峡は世界の石油・ガス輸送の約5分の1を担う重要なルートであり、紛争により通航が大きく制限されてきた。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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