アムステルダム株式市場が7%急落 トランプ関税発動で連鎖ショック
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オープン直後に7%急落
週明け4月7日(月)、アムステルダム証券取引所のAEX指数が前週終値比で7%下落し、わずか取引開始から40分で788.41ポイントに到達した。前週金曜の終値から52.88ポイントもの急落となり、過去14か月で最低水準に。
主要銘柄の損失例(9:39時点)
・Aegon
−8.24%(4.867ユーロ)
・Randstad
−7.88%(32.64ユーロ)
・ING
−7.65%(14.722ユーロ)
オランダのテック銘柄も大幅下落
オランダが世界に誇るハイテク・半導体関連企業も大打撃を受けている。
・Philips
−7.01%(19.35ユーロ)
・ASM International
−7.04%(345.90ユーロ)
・ASML
−7.00%(524.60ユーロ)
・BE Semiconductor
−6.57%(83.00ユーロ)
・DSM
−5.25%(84.44ユーロ)
NVMは「値動きが早すぎて追いつけない」とコメントしており、マーケットの混乱が続いている。
ヨーロッパ・アジアにも波及
・フランスCAC指数
−7%でオープン
・ベルギーBEL20
−5%でスタート
・香港HKEX
最大12.5%の下落
・上海SSEC
−8%
・日本日経平均
−6%超
・台湾TWSE
−10%近く
・インドNSE、豪州ASX
−4%前後
これらの市場では、主要銘柄が大幅な売り気配のまま取引開始を迎えられないケースも出ている。
「AIが作ったような理屈」DNBが批判
今回の関税は、2024年の再選キャンペーン時に示唆していた内容で、米国との貿易赤字の大きさに応じて、相手国に関税を課すという極めて単純なロジック。この政策に対して、オランダ中央銀行(DNB)総裁Klaas Knot氏は、「経済理論と全く関係ない。深刻でなければ笑ってしまうような内容だ」述べている。さらに「貿易黒字は間違っているという哲学があるようだが、その考え方を支持する経済学者はいない」としている。
一部の研究者からは、「AIによる貿易赤字ベースの政策案に酷似している」との分析も出ている。
中国が報復関税で応戦
中国は金曜日、アメリカからの輸入品に34%の報復関税を課すと発表し、すでに不安定な市場に一層の打撃を与えた。
アムステルダム市場も2日連続の下落を経て、先週末には14か月ぶりの安値で取引終了していた。
「市場はパニック寸前」
RTLやANPによれば、投資家やアナリストの間では、今回の動きが単なる調整ではなく“構造的な混乱”の始まりだとの懸念が広がっている。
政治主導型の関税発動、報復合戦、金融引き締めとのタイミングの重なりにより、当面は世界的な不安定が続くと予測されている。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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