オランダ鉄道ストライキ初日、駅は閑散 代替輸送なし
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全国の列車がほぼ停止
6月6日(金)午前4時から始まったオランダ鉄道(NS)中部地域のストライキにより、国内の鉄道網はほぼ全面停止。例外的にスキポール空港〜アムステルダム間のみ列車が運行している。
午前6時過ぎのユトレヒト中央駅は「ほぼ無人」の状態で、NS広報はANPに対し「早朝ということもあるが、ストライキを事前に知っていた乗客が駅に来なかった影響が大きい」と語っている。
代替輸送は提供されず
ストライキを実施している「中部地域(Midden)」にはユトレヒトが含まれ、同地はオランダ鉄道網のハブ拠点となっているため、一地域のストで全国の運行に波及している。
NSは代替輸送(バス等)を用意しない方針を示しており、「列車は1編成で1000人、バスは50人しか運べない。代替の手配は現実的ではない」と広報担当者はNOSに語っている。
賃上げ交渉の行き詰まり
今回のストライキは、NSと労働組合(FNV)との賃金交渉が決裂したことに起因している。FNV側は、「今年と来年で4%の昇給+毎月120ユーロの支給」を要求しているが、NSは「2.55%の昇給」が限界として譲らず、交渉は難航中だ。
道路は意外と空いている?
オランダ交通情報センター(ANWB)によれば、金曜朝の道路は通常からして混雑が少なく、午前7時45分の時点で国内の渋滞は7件・合計5kmにとどまっている。金曜はもともとリモート勤務や有給を取る人が多く、通勤ラッシュの影響は限定的と見られている。
ただし、週末とペンテコステ(聖霊降臨祭)連休の始まりが重なるため、午後には混雑が予想されており、ノールト=ブラバント州とヘルダーラント州では午後3時〜5時がピークになる可能性がある。
今後もストライキ拡大へ
FNVなどの労働組合は、さらなるストライキを予告しており、6月10日(火)に西部地域(West-Nederland)、6月12日(木)には北西・東部地域(Noordwest- en Oost-Nederland)での実施が予定されている。
今後数週間、オランダ全土で断続的に鉄道の混乱が続く可能性がある。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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