フリーランスの減少が鈍化するも、医療・建設分野では依然減少傾向
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フリーランス減少傾向が鈍化
2025年2月、オランダのフリーランス労働者の減少傾向が安定化しつつある。これまで数ヶ月間、政府の「偽装フリーランス」規制強化を前に多くの自営業者が廃業してきたが、最新のデータではその動きが落ち着きを見せている。
しかし、医療業界と建設業界では依然として減少が続いている。オランダ商工会議所(KVK)のデータによると、医療業界では700人(-0.3%)、建設業界では280人(-0.1%)のフリーランスが廃業した。それでも、これまでの大幅な減少と比べると、減少ペースは緩やかになっていると考えられる。
ビジネスサービス分野ではむしろ増加
Tilburg大学経済経営学部の戦略・起業学教授Joris Knoben氏は、この減少ペースの鈍化に驚きを示している。「これまでの報道を見る限り、より大きな減少を予想していた」とオランダ紙『Telegraaf』の取材に答えた。「考えられる理由のひとつは、フリーランスが不安を抱えつつも、完全には事業登録を抹消せずに様子を見ている可能性がある。フリーランスはすぐに破産するわけではなく、一時的に仕事がなくても登録を維持できるためだ。」
さらに、ビジネスサービス分野では2月にフリーランスが増加に転じたことが注目される。この業界はオランダ最大のフリーランス市場であり、他の分野と対照的な動きを見せている。
フリーランス市場:新規は減少、廃業増加
2025年2月28日時点で、KVKには1,770,355人のフリーランスが登録されており、これは前月比1,600人増(+0.1%)となる。ただし、長期的な傾向として、フリーランスを辞める人は増加、新規参入は減少している。
・廃業者数は前年より2,500人増
(+42%)
・新規フリーランス登録数は4,400人減
(-23%)
この動きはすでに数ヶ月間続いており、特に新たにフリーランスになる人が減っていることが、今後の市場に影響を与える可能性がある。
まとめ
オランダのフリーランス市場は、数ヶ月間の急激な減少から安定化へと向かっている。しかし、医療や建設業界では依然としてフリーランスの減少が続いており、新規参入者の減少傾向も続く。政府の「偽装フリーランス」規制の影響が引き続きフリーランス市場の動向を左右すると見られ、今後の変化に注意が必要だ。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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