6月6日(金)全国の列車運休の可能性、NS労働組合がストライキ
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全国の列車停止の可能性
オランダ鉄道(NS)は、6月6日(金)に実施予定の労働組合によるストライキが、「全国規模の影響を与える可能性がある」と警告した。この日のストライキはミッデン・ネーデルラント地域(Midden-Nederland)で行われるが、ここはNSの全国運行管理拠点があるため、地方の列車運行にも大きな支障が出る見通し。
NS広報は「6月6日(金)は、オランダ全土で列車がまったく運行されない可能性を考慮してください」としている。
背景:賃上げ交渉の決裂
労働組合FNVとVVMCは、NSとの新しい労働協約(CAO)交渉が5月8日に決裂したことを受け、順次ストライキを開始すると発表。
・FNVの要求
2025年3月1日、2026年3月1日にそれぞれ4%の賃上げ。さらに毎年120ユーロの固定給増額。
・NS側の提示案
年間2.55%の賃上げ → FNVは「物価上昇と乖離しており、不当」と批判
・対象労働者数
NS全体で約17,500人
FNVの担当者は、「これ以上は耐えられない。ストに入るしかない」と発言している。
今後のストライキ日程
現在発表されている段階的ストライキの日程は以下の通り:
・6月6日(金)
ミッデン・ネーデルラント(全国に影響)
・6月10日(火)
西部地域
・6月12日(木)
北西部・東部地域
・6月16日(月)
北部・南部地域
・6月17日(火)
全国ストライキの可能性(NSが要求を拒否した場合)
背景にある人手不足と過重労働
労働組合は、慢性的な人手不足と過重労働による離職の加速を指摘している。「新入社員がすぐに辞めてしまう。良好な労働条件が整備されなければ、解決できない」
NS職員は2022年9月にも全国ストライキを実施しており、最終的に9%超の賃上げを勝ち取っている。今回の交渉も激化する可能性がある。
国際列車は運行予定
現時点では、国際列車(ICE、Thalysなど)は通常通り運行予定とのこと。ただし、国内接続が止まるため利用者は大幅な移動制限に注意が必要。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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