ノンアルコールビール、オランダで市場シェア9%目前に―若者の嗜好変化
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ノンアル&低アルコールビール
AD紙の報道によれば、アルコール度数0.5%以下のビール(ノンアルコール&低アルコール)は、現在オランダ国内のビール販売の約8〜9%を占めるまでになっている。このカテゴリの消費量は昨年比14%増で、特にクラフト感のあるスペシャルノンアルビールは27.5%増という急成長を記録した。
オランダ主要ビールメーカー15社を代表する業界団体Nederlandse Brouwers(オランダ醸造業者協会)のアベル・ファン・デ・スロイス(Abel van de Sluis)氏は次のように述べている:
「2030年までにノンアルの市場シェアを10%にするという業界目標は、前倒しで達成できる見通しです。今や通常のビールとの違いはほとんど感じません。」
カフェ業界は縮小傾向
一方で、オランダの伝統的なカフェ(酒場)の数はゆるやかな減少を続けている。
2024年:10,240軒
→ 2025年:10,038軒(約200軒減)
2013年には12,800軒以上あったため、10年で約22%減少
オランダ飲食業協会(Koninklijke Horeca Nederland / KHN)は、Z世代を中心に嗜好が変化していると分析。アルコールを提供する従来型のカフェよりも、コーヒーバーや雰囲気のよいカフェスペースを選ぶ若者が増えている。
市場の今後は?
ノンアルビールの拡大は、健康志向や飲酒規制の高まりを背景とした世界的な流れと一致している。オランダでも、「いつでも・どこでも飲める」「翌日に響かない」「味が良くなった」といった理由から、大人世代・若者層の双方で人気が上昇中。
オランダの醸造業界では、引き続き新しいノンアル製品の開発とともに、飲食店での導入促進やマーケティング展開にも力を入れていく構えだ。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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