11月のオランダのインフレ率、2.9%に減速─生活費上昇は鈍化傾向に
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消費者物価、わずかに緩和傾向へ
オランダ中央統計局(CBS)の速報によると、2025年11月のインフレ率は前年比で2.9%となり、10月(3.1%)からわずかに低下した。9月の3.3%をピークに、3か月連続でインフレ率が鈍化している。
前月比では−0.8%の価格下落が見られ、季節要因やエネルギー価格の落ち着きが影響しているとみられる。なお、この速報値は一部のデータに基づくもので、確定値は12月9日に公表予定である。
品目別の価格動向
主な分野ごとの価格変動は以下のとおり:
エネルギー・燃料価格
+0.9%(10月:+2.1%)
食品・飲料・たばこ
+3.1%(10月:+3.8%)
サービス業
+4.3%(10月:+4.5%)
工業製品
+0.5%(10月:+0.4%)
依然としてサービス分野の物価上昇が目立つものの、エネルギーや食品価格の伸びは前月より鈍化している。
欧州基準でのインフレ率は2.6%
EU全体で共通採用されているHICP(調和消費者物価指数)方式では、オランダのインフレ率は2.6%と、前月(3.0%)から減少。この方式では持ち家にかかる居住費が含まれないため、EU諸国間での比較が可能になる。
ちなみに、ユーロ圏全体の10月のインフレ率は2.1%であり、オランダは引き続き欧州平均をやや上回る水準にある。
ECBの金融政策への影響
欧州中央銀行(ECB)は、インフレ目標を2%に設定しており、現在の水準はそれをやや上回るものの、減速傾向を見せていることから金利は据え置きとされている。
ECB総裁Christine Lagarde氏は、「インフレ抑制には有利な状況」と述べており、12月も金利変更は行われない見込みである。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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