アムステルダムのWホテル運営会社に退去命令─家賃滞納2,280万ユーロ超
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運営会社に明け渡し命令
アムステルダムのスパイストラート(Spuistraat)にあるW Amsterdamの運営会社が、2,280万ユーロ超の家賃滞納を理由に物件からの退去を命じられた。裁判所が火曜日に判断を下した。ホテル自体は引き続きWブランドのもとで営業を続ける。
物件所有者であるドイツの不動産ファンドデカ・イモビリエン(Deka Immobilien)が、簡易訴訟を提起していた。裁判所は、アムステルダム拠点のサークル・ホスピタリティ・グループ(Sircle Hospitality Group)傘下であるパレス・ホテル・オペレーショナル(Palace Hotel Operational)に対し、2週間以内に建物を明け渡し、円滑な引き継ぎに協力するよう命じた。
Wアムステルダムは王宮近くの旧KAS銀行本社など歴史的建物を活用した高級ホテルで、観光客とビジネス客の双方に人気がある。
コロナ禍の家賃減免が発端
両者は新型コロナ禍中にも家賃を巡って争っていた。2020年、ホテルが営業停止を余儀なくされた期間について、運営側は家賃減額を勝ち取っている。
しかしパンデミック後、その支払いが「正式な減免」だったのか、それとも「後日返済すべき未払い分」だったのかを巡り対立が生じた。
2023年には、運営会社は年間1,200万ユーロの家賃支払いを事実上停止。コロナの影響が続いていると主張したが、裁判所はこれを認めなかった。運営側は判決を受け入れ、引き渡しに応じる姿勢を示している。
新運営会社を選定へ
今後、デカ(Deka)とWブランドを保有するマリオットインターナショナル(Marriott International)が、新たな運営会社を探すことになる。
影響は客室だけでなく、併設レストランやバーにも及ぶ。The Duchess、Mr. Porter、The Butcherなどは、Sircle系のEntourageが運営している。
デカによれば、同グループは他のホテルでも未払い問題を抱えており、別途訴訟が進行中である。
情報源: HARRO LIFE (legacy)




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