アイントホーフェン空港の改修工事中に第二次大戦の不発弾2点を発見
軍民共用エリアの滑走路脇から、迫撃砲弾など掘り出される
アイントホーフェン空港で行われている改修工事の現場から、第二次世界大戦時の爆発物が2点発見された。地元紙ブラバンツ・ダッハブラートなどが報じたところによると、発見は水曜日の朝で、場所は空港内の軍用エリアにある滑走路の脇。フライトへの支障や民間人への被害は報告されていない。
軍民共用の空港という特殊な立地
アイントホーフェン空港は、民間航空と軍が滑走路を共用する国内でも珍しい施設だ。今回の発見現場は空港の軍事側エリアにあたり、オランダ王立憲兵隊(コニンクライケ・マレショッセ)が対応にあたった。同隊の広報担当者が放送局NOSに語ったところによれば、発見された2点のうち1点は迫撃砲弾と確認されており、もう1点については現時点で種類が特定されていないという。改修工事に伴う掘削作業が直接の発見契機となったとみられる。
不発弾大国オランダの現実
第二次世界大戦中、オランダ南部のブラバント州を含む各地は激しい戦闘にさらされた。アイントホーフェン周辺は1944年の「マーケット・ガーデン作戦」の舞台にもなっており、当時投下・発射された爆発物が今も地中に残っているケースは少なくない。オランダでは建設や農地の掘削工事の際に不発弾が出ることは決して珍しくなく、専門の処理業者や軍の部隊が定期的に対応にあたっている。今回のように、インフラ整備の現場で戦時の遺物が掘り起こされる事例は、歴史の深さを改めて実感させる出来事でもある。
生活・交通への影響は限定的
今回の発見による航空便への影響はなかったと当局は説明しており、空港の運営は通常通り継続された。在蘭日本人の中にもアイントホーフェン空港を格安航空会社の利用などで使う機会がある人は多いが、今回は実害が生じなかった点は安心材料といえる。一方で、生活圏のいたるところに戦時の記憶が文字通り「埋まっている」というオランダの現実は、在住者として知っておくべき背景のひとつだろう。当局による爆発物の詳細な鑑定・処理の結果については、続報が待たれる。
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情報源: DutchNews

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