女子ホッケーW杯決勝、オランダが地元で痛恨の敗北——アルゼンチンが3度目の世界制覇
4連覇の夢、シュートアウトで散る
8月のアムステルフェーン、ワーヘナー・スタジアム。地元の大観衆が見守る中、オランダ女子ホッケー代表は世界の頂点に最も近い場所に立っていた。しかし試合終了のホイッスルが鳴り響いたとき、スタジアムを包んだのは歓喜ではなく、深い沈黙だった。
先制も、終盤に同点——勝負はシュートアウトへ
前半終了間際、オランダに流れが傾いた瞬間があった。大会得点王を走るイビ・ヤンセンが冷静にゴールを決め、チームに先制点をもたらした。これがヤンセンの今大会8得点目で、優勝へ向けてムードは高まった。しかし終盤、アルゼンチンのマリア・グラナットがペナルティーコーナーから同点弾を叩き込んだのは、試合終了わずか6分前のことだった。1-1のまま決着がつかず、勝敗はシュートアウトに委ねられた。
そのシュートアウトでオランダは精彩を欠いた。マレイン・フェーンの1点のみに終わり、アルゼンチンが3-1でタイトルをさらった。9度の世界王者として前人未到の4連覇を狙っていたオランダにとって、これ以上ない形での幕切れとなった。
18か月前にも敗れた相手に、再び屈する
オランダがこの大会に臨んだのは、38試合無敗という圧倒的な記録を引っ提げてのことだった。決勝に至るまで一度も負けず、35勝を積み重ねてきた。しかし皮肉なことに、その無敗記録を止めたのも、そして今回の夢を砕いたのも、いずれもアルゼンチンだった。前回の敗北は約18か月前のこと。同じ相手に、再び頂点を阻まれた。アルゼンチンにとっては2002年、2010年に続く3度目の世界制覇であり、歴史的な快挙となった。
試合後、オランダ代表を率いるラウル・エーレン監督は「苦い、本当に苦い」とだけ語った。ヤンセン自身も「こんな結果になるとは信じられない」と心境を吐露した。地元開催で、しかも無敗のまま決勝まで勝ち上がった末の敗北だけに、その落胆は計り知れない。
男女ともに頂点を逃したオランダ
今大会ではオランダ男子代表も同じく悔しい結果を残している。準決勝でスペインに4-3で敗れ、地元での決勝進出を逃した。男女ともにホームでの世界制覇という夢が叶わなかったこの大会は、オランダのホッケー界にとって複雑な余韻を残すこととなった。それでも、女子代表がここ数年にわたり世界のホッケーをリードしてきた事実は揺るがない。次の世界大会に向け、どのようなチームが再生されるのか、今後の動向が注目される。
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情報源: DutchNews

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