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PSVとAZがクライフ盾を争う夜、アムステルダムはWorldPrideとシンティ・ロマ追悼で沸く
社会 読了 2分

PSVとAZがクライフ盾を争う夜、アムステルダムはWorldPrideとシンティ・ロマ追悼で沸く

8月2日のオランダ:スポーツ、音楽、歴史が交差する一日

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8月2日、オランダは真夏の一日を存分に満喫できる気候となった。北部で25度、南部・東部では最高30度に達する晴れのちくもり。午後から雲が広がるものの、終日雨の心配はなく、外出には申し分ない条件がそろった。そんな穏やかな空模様の下、スポーツ、歴史的追悼、そして音楽という三つの大きな出来事がオランダ各地で重なった。

アイントホーフェンに熱視線——PSV対AZのスーパーカップ

今シーズン最初のタイトルをかけた戦いが、18時キックオフでアイントホーフェンにて行われた。リーグ王者PSVとカップ王者AZが激突するヨハン・クライフ・スハール(スーパーカップ)は、オランダサッカー界の夏の風物詩だ。試合はNPOラジオ1のライブ中継に加え、NOS.nlおよびNOSアプリのライブブログでも追うことができる。テレビの前でも、スマートフォン片手にテラスでも、ファンたちが固唾をのんで見守った一戦だ。

同じ日の午後には、女子ツール・ド・フランス第2ステージも行われた。前日のローザンヌ発着・第1ステージを制したオランダのスプリンター、ロレナ・ウィーベスが黄色いジャージをまとってジュネーブへの158キロに挑んだ。NPO 1で15時45分から生中継され、サッカーとサイクリングという二大スポーツが同日に楽しめる贅沢な一日となった。

ホロコースト追悼——シンティ・ロマの記憶を刻む

スポーツの熱気とは対照的に、アムステルダムでは静かで重みのある式典が営まれた。8月2日は欧州シンティ・ロマ・ホロコースト追悼の日にあたり、ホロコースト博物館では14時から式典が開催された。第二次世界大戦中にナチス・ドイツによって迫害・殺害されたロマおよびシンティの人々を悼むもので、オランダでも各地のコミュニティが犠牲者の記憶に寄り添った。ユダヤ人のホロコーストに比べて社会的認知が遅れがちな側面もあるシンティ・ロマへの迫害だが、こうした公式追悼の場が歴史の継承に果たす役割は大きい。

WorldPrideが最高潮——マドンナとカイリーがアムステルダムに降臨

前夜には、アムステルダムがまた別の意味で世界の注目を集めた。AFAS Liveで開催されたWorldPride音楽フェスティバルに、マドンナがサプライズ出演。約30分間のスペシャルショーを披露し、さらにオーストラリア出身のポップアイコン、カイリー・ミノーグまでがステージに現れるというダブルサプライズに会場は沸き返った。前日には市内の運河を彩るボートパレードも盛況のうちに幕を下ろしており、WorldPrideはアムステルダムに世界中のLGBTQ+コミュニティのエネルギーをもたらした。

在蘭日本人にとっても、この一日は見どころが多い。地元サッカーの節目となるスーパーカップ観戦、歴史的な追悼行事への関心、そしてWorldPrideの熱気——それぞれの形でオランダという国の重層的な姿に触れられる機会が、この8月2日に凝縮されていた。

情報源: NOS Algemeen

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