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soccer head injury
社会 読了 1分

サッカーの一瞬の衝突が人生を変えた――2年超、原因不明の激しい頭痛と闘う23歳

7人の専門医も匙を投げた難題、それでも諦めない教師フィンの日々

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ある日曜日、南リンブルフ州のアマチュアサッカーのピッチで起きた一瞬の出来事が、フィン・ファン・デル・ステイン(23)の日常を一変させた。相手選手との頭部の衝突は、試合中によくあるような接触プレーに見えた。しかしその後、フィンの頭は「二度と静かにならなかった」と本人は語る。デウルネ出身の小学校教師である彼は、それから2年以上、鳴り止まない激しい頭痛とともに毎日を過ごしている。

7人の専門医、それでも答えはない

フィンがこれまでに受診した専門医の数は7人にのぼる。神経科医や整形外科医など複数の分野の専門家が診察を重ねたが、頭痛の根本的な原因はいまだ特定されていない。画像検査でも明確な異常は見当たらず、医師たちも首をひねるばかりだという。このような症例は、脳震盪後に症状が長引く「遷延性脳震盪後症候群」に近い状態とも考えられるが、診断が確定しないまま時間だけが過ぎていく。オランダでは近年、アマチュアスポーツにおける頭部外傷への関心が高まっているものの、慢性化した症例への対応はいまだ手探りの状態が続いている。

「誰にも何も言わせない」――前を向く23歳

それでもフィンは、教壇に立ち続けることをやめていない。頭痛が続く中でも授業を行い、日常生活を懸命に維持している。オランダ紙ADの取材に対し、彼は「Sie kunnen me wat(誰にも何も言わせない)」と力強く語った。この言葉には、医学的な答えが出ない焦りや苦しさを抱えながらも、現状に飲み込まれまいとする意志がにじんでいる。

在蘭日本人にとっても、スポーツ中の頭部外傷は決して他人事ではない。週末のアマチュアスポーツに親しむ人は多く、頭を打った際に「たいしたことない」と放置することのリスクは、フィンのケースが改めて示している。頭部への衝突後に症状が長引く場合は、早期に専門医を受診することが重要だ。フィンの闘いはまだ終わっていないが、その姿は多くの人に何かを問いかけている。

情報源: AD

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