フローニンゲン・サッペメールでM1.6の地震——採掘起因の揺れ、今も続く
フローニンゲン・サッペメールでM1.6の地震——採掘起因の揺れ、今も続く
KNMIが確認、震源の深さ3キロメートル・被害報告なし
日曜日の夜、フローニンゲン州サッペメールで小規模な地震が起きた。オランダ王立気象研究所(KNMI)の発表によると、地震の発生時刻は19時8分、マグニチュードは1.6、震源の深さは3キロメートルだった。現時点で建物への被害や負傷者の報告はなく、住民生活への直接的な影響は確認されていない。
採掘と地震——長年続くフローニンゲンの苦悩
フローニンゲン州はヨーロッパ最大級の天然ガス田を抱える地域として知られ、数十年にわたる採掘活動が地盤に影響を与えてきた。地下からガスを取り出すことで地盤が沈下・変形し、それがひずみとなって地震を引き起こす「誘発地震」は、この州特有の問題だ。1980年代以降、크고 작은地震が繰り返し発生し、住宅や文化財への損害、住民の精神的負担が社会問題として長く議論されてきた。
オランダ政府はこうした状況を受け、フローニンゲンの主要ガス田であるフローニンゲン・ガスフェルトでの採掘を段階的に縮小し、2023年に採掘を事実上停止した。しかし専門家は、採掘停止後も地盤内部のひずみが残るため、地震活動がすぐにゼロになるわけではないと説明している。今回のサッペメールでの揺れも、そうした「残存リスク」の一例とみられる。
在蘭日本人にとっての意味
日本では地震への備えが日常的だが、オランダ在住者の多くは揺れへの経験が少なく、小規模であっても突然の地震に戸惑うケースがある。今回のM1.6は体感できない場合も多い規模だが、フローニンゲン州やその周辺に居住・勤務している場合は、KNMIのウェブサイトやアプリで最新の地震情報を確認できる。また、住居に損害が生じた際の補償制度については、被害認定機関(IMG)が相談窓口を設けており、採掘起因と認められた損害については補償申請が可能だ。今回のような小さな揺れが続く地域に暮らす上で、制度の存在を頭に入れておくことは無駄ではない。
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情報源: NU.nl


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