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old prison hotel Netherlands
社会 読了 1分

旧刑務所に1泊99ユーロ——格子扉がそのまま残るレーワルデンのホテル

独房を客室に転用、非日常体験を求める観光客に人気

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かつては誰も好き好んで足を踏み入れなかった場所が、今や宿泊客を集めるホテルに様変わりした。オランダ北部フリースラント州の州都レーワルデンにある旧刑務所が宿泊施設としてリニューアルされ、1泊99ユーロ前後で滞在できると話題を呼んでいる。オランダ紙ADの記者エレケ・ファン・デュインが実際に宿泊し、その体験をレポートしている。

独房がそのまま客室に——刑務所の面影を色濃く残す空間

施設の最大の特徴は、かつて受刑者が収容されていた独房を、ほぼ手を加えずに客室として活用している点だ。重厚な鉄扉や窓の鉄格子はそのまま残されており、空間の圧迫感も当時のまま。ファン・デュイン記者は「閉じ込められたような感覚があり、厳格な雰囲気がいたるところで感じられる」と率直な印象を記している。非日常的な空間演出を狙ったテーマホテルとは異なり、本物の刑務所建築がそのまま体験の核となっているのが、このホテルの特色といえる。

負の遺産を観光資源へ——欧州各地で広がる転用の動き

廃された刑務所や軍事施設をホテルやアートスペースに転用する試みは、欧州各地で広がっている。歴史的建築物を解体せずに保存しながら、新たな用途で地域経済に貢献するモデルとして注目される。レーワルデンはフリースラント州の行政の中心であると同時に、2018年に欧州文化首都に選ばれた文化的な街でもある。旧刑務所の宿泊施設化も、こうした文化・観光振興の流れと軌を一にしていると見ることができる。

在蘭日本人にとっての旅先候補として

アムステルダムやロッテルダムといった大都市圏に住む在蘭日本人にとって、レーワルデンは日帰りや週末旅行の目的地として十分アクセス可能な距離にある。普通のホテルとは一線を画す滞在体験として、話のネタにもなる一泊旅行の選択肢に加えてみてはいかがだろうか。ただし、「閉じ込められたような感覚」という記者の言葉が示す通り、閉所感が苦手な方には注意が必要だ。非日常を楽しめるかどうかは、泊まる人の感性次第といったところだろう。

情報源: AD

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