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A27メルウェデ橋、鋼材強度不足でトラック通行禁止——物流業界に二重の打撃
社会 読了 2分

A27メルウェデ橋、鋼材強度不足でトラック通行禁止——物流業界に二重の打撃

パペンドレヒト橋の閉鎖と重なり、代替ルートが極めて限定的な状況に

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ゴリンヘム近郊でマース川支流のメルウェデ川を渡るA27高速道路のメルウェデ橋が、鋼材の強度不足を理由に土曜夜からすべてのトラックに対して通行禁止となった。道路管理当局のライクスワーテルスタートが点検を実施した結果、橋の複数箇所で鋼材が想定よりも脆弱であることが判明し、重量物交通に対する構造の安全性を保証できないと判断した。乗用車・バン・バイク・バス・緊急車両は引き続き通行できるが、トラックは大幅な迂回ルートを取らざるを得ない状況だ。現時点では通行禁止がいつ解除されるかは明らかにされていない。

近隣橋梁の閉鎖と重なる「二重の打撃」

問題をさらに深刻にしているのが、近隣インフラの同時閉鎖だ。すぐ近くに位置するパペンドレヒト橋が先週から9か月間のメンテナンス工事に入っており、最も現実的な代替ルートの一つが既に失われている。メルウェデ橋が最後にトラック通行禁止となったのは2016年で、その際は桁部分にひびが見つかり、閉鎖は約3か月間続いた。今回の閉鎖期間がどれほどになるかは未定のままだ。なお、橋の架け替え工事は今夏の着工が予定されており、長期的な老朽化対策は進む見通しではある。

物流コスト増に追い打ち、TLNが懸念を表明

オランダ輸送協会TLNは今回の措置による業界への打撃を「甚大だ」と訴える。同協会が特に問題視するのは、悪条件が重なっている点だ。7月1日から新たなトラック課金制度が導入され、各事業者はすでにコスト増への対応を迫られていた。そこにディーゼル燃料価格の上昇が加わり、さらに今回の迂回による余分な走行距離が重なった形となる。「運送事業者はすでに急激なコスト上昇に直面している。迂回による余分な走行キロは財務的な圧力をさらに高めるだけだ」とTLNは述べている。

在蘭日本人・企業への影響

ゴリンヘムはアムステルダムとアントワープ・ベルギーを結ぶ幹線ルート上に位置しており、物流の要衝だ。日系企業の輸送コストや納期にも直接影響が及ぶ可能性があり、特にロッテルダム港を経由した輸出入業務を担う事業者は迂回ルートの確認が急務となる。また、A27を利用してゴリンヘム方面へ移動する機会がある在住者も、しばらくは渋滞の増加や迂回時間を見込んだ行動計画が必要だろう。当局からの追加情報に引き続き注目したい。

情報源: DutchNews

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