W杯応援グッズの片づけ時——オレンジの旗、プラごみには出せません
オランダ代表敗退後に知っておきたい、正しいごみ分別の基本
ここ数週間、オランダ各地の街路はオレンジ色の旗や飾りで埋め尽くされていた。ワールドカップ仕様に彩られた家々や商店街の光景も、オランダ代表の敗退とともに幕を閉じる時期となった。さっそく片づけに取りかかった人も多いだろうが、応援グッズの廃棄には思わぬ落とし穴がある。
「プラごみ」に入れてはいけない理由
フラグや旗といったW杯グッズは、一見するとプラスチック製品のように思える。しかし、これらをプラスチックごみとして出すことはできない。オランダのごみ分別ルールでは、プラスチック回収(PMD)の対象は主に食品・日用品の包装容器に限られており、旗や布製品、複合素材のグッズはその対象外となっている。誤って混入させると、リサイクル処理の妨げになるとされている。
素材を確認してから捨てる
正しい廃棄先は、グッズの素材によって異なる。布や繊維が主体のものは残余ごみ(restafval)として出すか、古着・繊維回収ボックスへの持ち込みが推奨される。プラスチック製のポールや留め具なども、単体での分別が必要だ。自治体によって回収ルールに差があるため、居住する市区町村のウェブサイトで分別方法を確認するのが確実だ。オランダでは「Afvalwijzer」などのオンラインツールを使って、品目ごとの廃棄方法を調べることもできる。
在蘭日本人にとっての注意点
日本でも細かいごみ分別は当たり前だが、オランダのルールは日本とは体系が異なり、慣れないうちは判断に迷うことも多い。W杯グッズに限らず、「プラスチックに見えるもの=プラごみ」とは限らない点は覚えておきたい。祭りや行事のたびに出る装飾品や使い捨てグッズについても、都度確認する習慣をつけておくと、思わぬルール違反を防げる。今回の片づけを機に、オランダの分別ルールを改めて整理しておくよい機会かもしれない。
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