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夏のオランダを満喫する11のおすすめ体験——野外映画から帆船パレードまで
社会 読了 3分

夏のオランダを満喫する11のおすすめ体験——野外映画から帆船パレードまで

7〜8月、屋外中心のイベント・展覧会が各地で目白押し

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暑さが続く夏こそ、オランダ各地で繰り広げられる文化イベントに足を運ぶ好機だ。DutchNewsが選んだ7月・8月のおすすめ11選は、屋外中心のものが多く、家族連れから芸術愛好家まで幅広い層に対応している。アムステルダムを起点に、ハーリンゲン、ワッセナー、ラーレン、スヘフェニンゲンと、各地でバラエティ豊かな企画が揃っている。

7月の注目イベント——歴史と海と音楽

7月1日はKeti Koti(スラナン語で「鎖を断ち切る」の意)、オランダにおける奴隷制度廃止記念日だ。アムステルダムではWaterloopleinから伝統的なスリナム衣装をまとった人々によるパレード「Bigi Spikri」がOosterparkまで練り歩き、式典や飲食・音楽イベントが続く。オランダの植民地史を正面から見つめるこの日は、在蘭の日本人にとっても現地社会を深く理解するきっかけになる。

同じく7月3日にはアムステルダムのGrachtenmuseumで「Love on the Canals」展が開幕する。Prideの30年の歴史を写真・アート・個人の証言で振り返る内容で、3本のクィア・シティウォークのスタート地点にもなっている。また同日から7月6日まで、北部の港町ハーリンゲンでは豪華な帆船パレードが楽しめる。難破船に関する講演や海辺のマーケット、ライブバンドも揃い、夏の小旅行にもってこいの構成だ。

8月は音楽・映画・森の演劇

音楽好きには8月が充実している。8月7〜16日のGrachtenfestivalはアムステルダム市内各所を舞台に、クラシック・ジャズ・ソウル・ロックと多彩なジャンルの演奏家が集結する年恒例の祭典だ。バグパイプとバロック音楽という組み合わせを含む個性的なプログラムも見逃せない。

8月11〜22日にはアムステルダムの森(Amsterdamse Bos)でBosfestが開催される。第3回となる今回も、森の中に点在するパフォーマンスを発見するスタイルで、入場チケットは数に限りがあるため早めの確認が必要だ。同期間、ロッテルダムのWilhelminapierでは野外映画祭Pleinbioscoop(〜8月28日)が、アムステルダムのPllek(〜9月まで毎週火曜)でも浜辺での映画上映が続く。

美術館も夏仕様で充実

ワッセナーのVoorlinden美術館では、振付家ウィリアム・フォーサイスによる「Choreographic Objects」が8月23日まで展示されている。リングや構造物を身体で体験するインスタレーションで、子どもから大人まで楽しめる体験型アートだ。ラーレンのSinger Museumでは、ル・アーヴルの美術館からルノワール・モネ・マティスらの印象派名品を借り受けた企画展「Masterpieces from Le Havre」が9月13日まで開催中。

アムステルダムのH’ARTミュージアムでは2本の展示が同時進行している。コンゴのアーティスト集団CATPCによるチョコレート彫刻展「Land van Hagelslag」(〜11月8日)は、植民地主義と搾取をカカオという素材で表現した重層的な作品群。もう一本、アメリカの写真家David Levinthalがおもちゃでアメリカ史の名場面を再現した「American Myth and Memory」は9月6日まで。スヘフェニンゲンのBeelden aan Zee美術館ではジャコメッティとポルトガル人彫刻家Rui Chafesの二人展が、2027年1月10日まで長期開催される。海水浴と美術鑑賞を同日に楽しめる好立地も魅力だ。

オランダの夏は短い。週末のプランに迷ったとき、この11選は頼れる羅針盤になるはずだ。

情報源: DutchNews

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