ガクポ出場へ、審判マッケリーも注目——オランダ対モロッコ前夜の舞台裏
カナダはW杯史上初のラウンド16進出、続く好カードが揃った
W杯2026のラウンド16、オランダ対モロッコ戦がいよいよ迫った。試合前日、オランダ代表はカンザスシティで26人全員を揃えてトレーニングを実施。その中には、パートナーが妊娠中の子を流産するという悲報を受けたコディ・ガクポの姿もあった。ロナルド・コーマン監督はモンテレイ・スタジアムで開かれた記者会見で「悲しいニュースを受けたことが、彼のプレーに支障をきたすとは思っていない」と述べ、ガクポの起用に前向きな姿勢を示した。
モンテレイ、オレンジ色に染まるか
キックオフはオランダ時間の午前3時、舞台はメキシコ北部の都市モンテレイ。地元メキシコのサポーターが対オランダ感情から相手側につくのではとの懸念も一部で聞かれるが、キャプテンのフィルヒル・ファン・ダイクは意に介さない様子だった。「私たちが聞いている話は違う。明日はたくさんのオレンジ色が見られると思う。ホテルに着いたときのウェルカムは素晴らしかったし、サポーターのファンウォークも予定されている」と語った。
コーマン監督はグループステージ3試合の内容を振り返り、「多くのことはうまくいった。だが、ボールを失った後に素早く戻ること、よりコンパクトな守備を作ることが課題だった。集中的にトレーニングしたので、改善を期待している」と語った。モロッコ側の指揮官モハメド・ウアビ監督も「両チームに明確な差はない。モロッコはFIFAランキング6位、オランダは7位。大切なのはピッチで何が起きるかだ」と述べ、冷静に対戦相手を分析した。
マッケリー、フランス対スウェーデンの笛を吹く
今大会でもう一つ注目されるのが、オランダ人審判ダニー・マッケリーの動向だ。マッケリーはフランス対スウェーデン戦(火曜日、ニューヨーク)の主審に指名され、今大会3試合目の担当となる。グループステージではアメリカ対パラグアイ戦で物議を醸す判定があったものの、FIFAは「優れた判断だった」と公式に支持を表明。その信頼を背景に、今大会屈指の好カードを任された形だ。副審も同じくオランダ人のヘッセル・ステーフストラとヤン・デ・フリースが務める。
カナダが歴史的快挙、次の相手は?
同じ日曜日、モンテレイとは別の舞台でも歴史が刻まれた。カナダがスティーブン・エウスタキオの決勝ゴールで南アフリカを1-0で下し、W杯史上初となるラウンド16進出を果たした。過去2大会はグループステージ全敗に終わっていたカナダにとって、大きな飛躍だ。指揮官ジェシー・マーシュ監督は「あなたたちはカナダの英雄だ。子どもたちの手本になった」と選手たちをたたえた。オランダがモロッコ戦を制した場合、次の対戦相手はこのカナダとなる。在蘭日本人にとっても、オランダ代表の快進撃が続くかどうか、今夜は寝不足覚悟で見届けたい一戦だ。
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情報源: NRC



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