4州にコードレッド発令――最高38℃、猛暑が東部オランダを直撃
ベテランズデーのパレードも中止、健康被害への警戒が続く
6月27日、オランダ気象庁KNMIはリンブルフ、北ブラバント、ヘルデルラント、オーフェライセルの東部・南部4州に対し、最高警戒レベルにあたるコードレッドを発令した。熱波は前日から続いており、脱水・熱中症(oververhitting)・熱射病(hitteberoerte)といった深刻な健康被害が起きるおそれがあるとKNMIは警告している。残る州はワッデン諸島を除きコードオランジェ(橙色警報)が適用されており、オランダ全土が高温の影響を受けている状況だ。
気温と天気の見通し
この日の最高気温は西部で約29℃にとどまるが、東部では38℃に達する見込みとなっており、内陸部を中心に記録的な暑さが続く。一方、夕方以降は南部から激しい雷雨が接近する予報もあり、気温の急激な変化にも注意が必要だ。炎天下での外出を避けられない場合は、こまめな水分補給と直射日光を避ける行動が推奨されている。屋内の室温管理や、日中の活動時間帯の見直しも検討したい。
公式行事も規模を縮小
猛暑の影響は公式行事にも及んだ。毎年デン・ハーグで盛大に行われるベテランズデーのメインイベント「ナショナル・デフィレ(Nationaal Defilé)」は、参加者の健康を考慮して中止が決定された。ただし、王立劇場(Koninklijke Schouwburg)での開会式は縮小形式で実施され、ウィレム=アレクサンダー国王とヘッテン首相が出席した。式典は午前10時30分からNPO1で生中継され、式に参加できない退役軍人や市民もテレビ越しに節目の日を共有できた。
在蘭日本人への影響と注意点
オランダ在住の日本人にとっても、この種の熱波は油断できない。日本の夏とは異なり、オランダの住宅や公共施設はエアコンが設置されていないことが多く、室内でも気温が急上昇しやすい。KNMIのコードレッド発令中は、屋外での長時間の活動を極力控えるよう求められており、屋外イベントや遠出の予定がある場合は再検討を勧める。また、スーパーや図書館など冷涼な公共施設を活用することも一つの対策だ。夕方以降は雷雨に備えた用意も忘れずに。
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情報源: NOS Algemeen



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