ザンドフォールトで緊急条例を発動——挑発的な若者集団が引き起こす夏の海岸騒乱
ビーチ・遊歩道・駅周辺に追加権限、ガラス製品や顔隠しも禁止
オランダを代表する海岸リゾート、ザンドフォールトで緊急条例(noodverordening)が発動された。自治体は、グループ間または警察との衝突を求める動きがあるとの情報を把握しており、負傷者の発生や建物への被害を懸念している。直近では先の週末にも、警察が「まったく注意に応じない」「著しく挑発的かつ威圧的」と表現する若者集団の姿が確認されていた。
条例が禁じる具体的な行為
月曜日の夜まで、ビーチ・遊歩道・駅周辺において警察と取締官に追加権限が付与される。迷惑行為を行うグループを現場から排除したり、強制的に解散させたりすることが可能となる。また、ガラス製品・パラソル・棒類など刺傷に使用できる物品の携帯が禁止されるとともに、顔を隠す衣服の着用も認められない。夏の行楽シーズンに欠かせない日用品も規制対象となるため、ビーチを訪れる人々は持ち物に注意が必要だ。
聖霊降臨祭の騒乱が前例に
今回の措置は突然のことではない。先日の聖霊降臨祭(ピンクステレン)の連休中、ザンドフォールトでは気温の上昇と混雑が重なり、ビーチ周辺で多数のトラブルが発生した。緊迫した雰囲気を受けて一部のビーチ店舗が営業を早期に切り上げ、その後、砂浜と遊歩道は「治安リスク地区(veiligheidsrisicogebied)」に指定され、さらに緊急条例が適用された経緯がある。自治体は同じ状況の繰り返しを避けるべく、今回は早期に条例を発動するという先手を打った形だ。
在蘭日本人・観光客への影響
夏の週末にザンドフォールトを訪れる在蘭日本人や観光客も、今回の規制の直接的な対象エリアに入る可能性がある。ビーチへ向かう際にはガラス容器入りの飲料やパラソルの持ち込みが制限されることを念頭に置いておきたい。当局が集団的な混乱の再発を警戒している以上、現地では警察や取締官の指示に従うことが求められる。今後、状況次第では規制の範囲や期間が延長される可能性も否定できない。
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情報源: NOS Algemeen



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