オランダに蒸し暑い猛暑到来、土曜午後までイエロー警報発令
高温多湿の組み合わせが不快な熱気をもたらす
オランダ全土が蒸し暑い2日間を迎えている。オランダ気象庁(KNMI)は金曜日から土曜日にかけて、高温と高湿度が重なる不快な熱気が続くとして、気象警報の発令に踏み切った。
コード・イエロー:いつまで、何が問題か
KNMIが発令したのは、3段階ある気象警報のうち最初のレベルにあたるコード・イエロー(黄色警報)だ。有効期間は土曜日の15時までで、主な原因は気温そのものではなく、高い湿度との組み合わせにある。気温は最高31度まで上昇する見込みだが、湿度が高いと体感温度はさらに高くなり、汗が蒸発しにくくなるため体の熱が逃げにくくなる。オランダの夏としては決して珍しくない気温でも、この「蒸し暑さ」が身体への負担を大きく高める点が今回の警報発令の背景にある。
熱中症リスクと注意すべきこと
KNMIおよび保健当局は、屋外での長時間の活動を控え、こまめな水分補給を心がけるよう呼びかけている。特に高齢者や乳幼児、持病のある人は熱中症や熱疲労のリスクが高まるとされており、注意が必要だ。室内でも風通しを確保し、日中の最も気温が高い時間帯(おおむね正午から15時頃)は無理な外出を避けることが推奨されている。また、車内に人やペットを放置することは非常に危険であるとあらためて強調されている。
在蘭日本人への影響
日本の夏に慣れた感覚からすると31度という数字は「それほど高くない」と感じるかもしれないが、オランダの住宅や公共交通機関の多くにはエアコンが設備されていない。そのため、室内でも気温が下がりにくい環境に置かれるケースが多く、日本の夏とは異なるリスクが生じる点に注意したい。警報が解除される土曜15時以降は気温が落ち着いてくる見通しで、週末の屋外イベントや外出を計画している場合は、午後遅めの時間帯を狙うのが賢明だろう。
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