サイバリがバイエルン移籍、エールディビジー史上5位の高額移籍金
サイバリがバイエルン移籍、エールディビジー史上5位の高額移籍金
上位4人はすべてアヤックス出身——PSVが生んだ逸材の「値段」
PSVアイントホーフェンのイスマエル・サイバリが、ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンへの移籍を正式に決めた。移籍金は約5500万ユーロ(日本円換算で約85億円)とされており、エールディビジー史上の移籍金ランキングにおいて歴代5位という高い評価を受けた形だ。オランダサッカー界にとっても、クラブにとっても歴史的な1ページとなる。
歴代トップ4はすべてアヤックスの選手
注目すべきは、サイバリよりも高額の移籍金を生み出した上位4名が、いずれもアムステルダムの名門アヤックスの選手たちであるという点だ。アヤックスはフレンキー・デ・ヨング、マタイス・デ・リフト、ドニー・ファン・デ・ベークといった才能をヨーロッパのビッグクラブへと次々に送り出し、莫大な移籍収入を積み上げてきた歴史を持つ。その牙城に、PSVの選手として初めてサイバリが割って入った形となる。近年PSVはエールディビジーで安定したタイトル争いを繰り広げており、今回の移籍はクラブの育成力と競争力の高さを改めて示す結果となった。
サイバリとはどんな選手か
イスマエル・サイバリはモロッコにルーツを持つオランダ育ちのミッドフィールダーで、PSVのアカデミーで磨かれた技術と攻撃センスを武器に、エールディビジーで頭角を現した。チャンピオンズリーグの舞台でもその実力を見せつけており、バイエルン・ミュンヘンが5500万ユーロという大金を投じた背景には、将来性と即戦力としての評価が重なったとみられる。
オランダサッカーとビッグマネーの行方
今回の移籍は、オランダサッカーの「輸出力」を改めて証明するものだ。エールディビジーはかねてより若手の発掘・育成リーグとして欧州全体から注目を集めており、才能ある選手がステップアップの場として活用するケースが後を絶たない。在蘭の日本人サッカーファンにとっても、エールディビジーの試合を生活圏で楽しめる環境は貴重で、こうした「宝の山」からビッグクラブへと旅立つ瞬間を現地で目撃できるのは特別な体験といえるだろう。サイバリの成功が、次世代のオランダ産タレントへの投資をさらに呼び込むことも期待される。
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