W杯2日目:米国が4-1快勝、カナダはW杯史上初の勝点を獲得
開催3カ国が相次いで登場、オランダゆかりの選手たちも躍動
サッカーW杯の2日目、開催3カ国のうちカナダと米国が相次いでホームでの初戦に臨んだ。カナダはトロントでボスニア・ヘルツェゴビナと1-1で引き分け、W杯参加史上初めて勝点を獲得。その数時間後、ロサンゼルスでは米国がパラグアイを4-1で圧倒し、自国開催の大会を上々のスタートで切った。
カナダ、歴史的な勝点をもぎ取る
トロントの会場では開幕セレモニーにアレッシア・カーラやマイケル・ブーブレら地元アーティストが登場し、アラニス・モリセットがカナダ国歌を独唱して試合前の熱気を盛り上げた。しかし試合が始まると早々に暗雲が立ち込める。ボスニアのヨヴォ・ルキッチがコーナーキックからヘッドを決め、先制を許した。ボスニアはプレーオフで4度の世界王者イタリアを退けてW杯出場を勝ち取った強豪だ。
カナダは終盤まで粘り強く攻め続け、終了約10分前に反撃。元フェイエノールトのカイル・ラリンが鮮やかな反転からゴールキーパーをかわして同点に追いついた。カナダがW杯で勝点を得たのは1986年大会、2022年大会に続く3度目の参加にして初めてのこと。かつて出場した2大会では全試合敗退という苦い歴史があっただけに、この引き分けは同国サッカーにとって一つの節目といえる。
オランダゆかりの選手が躍動した米国戦
ロサンゼルスでは7万人超の観衆が詰めかけ、セレモニーにはラッパーのFuture、南アフリカのタイラ、ブラジルのアニタ、K-popグループBLACKPINKのLISAら豪華アーティストが登場。締めはケイティ・ペリーが飾った。スタンドにはトム・クルーズやハル・ベリー、ビル・ゲイツらも顔を見せ、ワールドカップのお祭り感が一気に高まった。
ピッチ上ではマウリシオ・ポチェッティーノ監督率いる米国代表が圧倒的なパフォーマンスを披露。アルメレ出身でアヤックスでキャリアを築いたセルジーニョ・デストと、元PSVのマリク・ティルマンが先発で存在感を示し、前半だけで3-0とリードを奪った。元PSVのリカルド・ペピも72分から途中出場している。主審はオランダ人のダニー・マッケリーが務め、計6枚の黄色いカードを提示した。
インファンティーノ発言にイタリアが猛反発
試合以外でも話題を呼んだのが、FIFA会長ジャンニ・インファンティーノの発言だ。ブラジルのテレビ局のインタビューで「64カ国や228カ国に拡大すれば、イタリアもW杯に出られるかもしれない」と示唆し、笑いを誘った。FIFAの加盟国数は211であり、228という数字が冗談であることは明らかだが、3大会連続でW杯出場を逃しているイタリアには笑えない話だ。イタリアのスポーツ大臣アンドレア・アボーディは「大西洋を挟んだ距離を考えると電話で話すのが適切だろう」と述べ、インファンティーノ会長との直接対話を求めた。
なお、ブラジルのスター選手ネイマールはふくらはぎの負傷から回復が遅れており、グループステージ初戦のモロッコ戦を欠場することが発表された。ハイチ、スコットランドとの残る2試合も出場が危ぶまれている。
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情報源: NRC



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