アムステルダムのジム爆発――複数逮捕・車両押収、生存者捜索続く
ニウウェスト地区で深夜に爆発、400人避難・233世帯が停電
アムステルダム西部のニウウェスト地区で現地時間の深夜0時過ぎ、地元のジムで大規模な爆発が発生し、建物が倒壊した。爆発の直後に7人が瓦礫の中から救出されたが、うち2人が重傷を負った。さらに閉じ込められた生存者がいる可能性があるとして、救助隊は金曜夜まで捜索作業を継続した。警察は複数人を逮捕し、車両数台を押収したと発表したが、逮捕の時期や容疑の詳細は明らかにされていない。
「一石一石、慎重に解体している」
現場での救助活動は難航している。安全委員会の広報担当者は公共放送NOSに対し、「建物を一石一石解体しながら安全に進めているため、作業に非常に時間がかかっている」と説明した。当初は念のための捜索と位置づけられていたが、その後の調査で瓦礫の下に人がいることを示す兆候が得られたという。また、現場にさらなる爆発物が残存している可能性も考慮されており、捜査当局は慎重な対応を迫られている。爆発の原因はまだ特定されていない。電力・ガス事業者のリアンダーはガス爆発の可能性を否定しているが、詳細な調査が必要だとしている。ジムのオーナーの一人は、カメラ映像を根拠に「爆発は床下から起きた」と述べており、床下にはガス管や変電室、住民の倉庫が存在するという。
現場から走り去るアウディと目撃証言
警察はジムから約5キロ離れた場所でドイツナンバープレートを持つアウディ1台を押収した。ただし警察の広報担当者は、この押収が捜査と関連しているかどうかは確認できないとしている。地元紙デ・テレフラーフは、爆発後に猛スピードで走り去るアウディと、現場から逃げる若者たちを目撃したという証言を報じた。捜査当局はまだ現場建物への立ち入りができておらず、証拠収集も救助活動の終了を待つ状況だ。市長のフェムケ・ハルセマは金曜朝に現場を視察し、「この地区では比較的長い間、爆発事件が続いている。住民が恒常的な恐怖の中で暮らしているということは許しがたい。だからこそ、捜査は徹底的でなければならない」と述べた。
約400人が二夜連続の避難生活
住民への影響も深刻だ。近隣のアパートの住民約400人が避難を余儀なくされ、二夜連続で自宅に戻れない状況が続いた。市当局は安全委員会の見解としてアパート自体の構造に損傷はないと説明しているが、233世帯が停電状態にあり、約100人はホテルに宿泊している。爆発直後には、緊急隊が到着する前から近隣住民が自らはしごをかけて被害者の救出にあたる場面もあった。警察は金曜午前0時10分頃の現場周辺の目撃情報や防犯カメラ映像の提供を広く呼びかけている。在蘭日本人がニウウェスト地区付近に居住・勤務している場合は、当面は現場周辺への不要な立ち入りを避け、当局の続報に注意することが望ましい。
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情報源: DutchNews



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