約400万ユーロで買収直後に全焼――レリスタットのスウィンガーズクラブで大火災
出火原因は不明、負傷者なし。市は取り壊し予定だった物件
フレフォラント州レリスタットにあるスウィンガーズクラブ「Party Players」の建物が、5日午前5時45分頃に発生した火災で全焼した。地元メディアのOmroep Flevolandによると、出火は付属棟からで、その後に本棟へと延焼。今のところ負傷者は確認されていない。
爆発音も響き、鎮火より延焼防止を優先
建物内にはガスボンベが保管されており、現場では複数回にわたり大きな爆発音が確認された。消防は多数の隊員を投入したものの、建物の救出は不可能と判断し、積極的な鎮火活動は見送られた。対応の主眼は、隣接する建物への延焼を防ぐことに置かれた。午前6時45分の時点で外壁はすでに燃え落ちており、建物は「全損」と見なされている。消防の広報担当者によれば、当時風はほとんどなく、煙はほぼ真上へ立ち上ったため、周辺住民への影響は限定的にとどまったという。出火原因は現時点で不明だ。
市が約400万ユーロで買収したばかりの物件
この建物をめぐっては、直前に大きな動きがあった。レリスタット市は新興住宅地の造成計画の一環として、約400万ユーロでこの物件を取得したばかりだった。市が買収に踏み切った主な理由は二つある。一つは、住宅地からわずか30メートルという近距離にスウィンガーズクラブが存在することを市が「望ましくない」と判断したこと。もう一つは、クラブの所有者が法的手続きを通じて住宅建設に異議を申し立てることで、計画が遅延するリスクを排除したかったためだ。市はすでに取り壊しを予定していたが、今回の火災についてはまだ公式なコメントを出していない。
在蘭日本人にとっての視点
今回の火災が在蘭日本人の生活に直接影響することは少ないが、この一件はオランダにおける都市開発と既存施設の権利調整という、より広いテーマを浮かび上がらせる。市が多額の公費を投じて物件を取得し、司法手続きによる計画遅延を回避しようとしていた矢先の全焼は、行政と地域社会の双方にとって予期せぬ展開となった。当局による火災原因の調査結果が、今後の焦点となりそうだ。
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情報源: NOS Algemeen



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