オランダ代表、W杯前最後の壮行試合へ——コロナ委員会も新週を迎える
ニューヨークでウズベキスタンと対戦、国内ではパンデミック検証が続く
6月8日(日曜日)のオランダは、スポーツと国内政治がともに動く一日となる。夜には「オラニエ軍団」ことオランダ代表がアメリカ・ニューヨークでウズベキスタンと親善試合を行い、国内ではパンデミック対応を検証する議会調査委員会が新たな証人尋問週を迎える。天気は午前中こそ晴れ間があるものの、午後から全国的に雨雲が広がり、20〜22度の予報だ。
W杯へ向けた最後の実戦機会
試合開始はオランダ時間の20時45分で、NOSがライブ中継を行う予定だ。アメリカ・カナダ・メキシコ共催のワールドカップを目前に控えたオランダ代表にとって、この一戦は本番前に戦術や選手コンディションを最終確認する貴重な場となる。ニューヨーク開催という舞台は、W杯の開催地であるアメリカへの現地適応という意味でも意義深い。
コロナ委員会、パンデミック時の意思決定を問う
国内では、新型コロナウイルス対応をめぐる議会調査委員会(エンクエーテ委員会)が引き続き証人尋問を進めている。8日には、パンデミック期に安全保障協議会(Veiligheidsberaad)の議長を務めたナイメーヘン市長のフーベルト・ブルルス氏が出頭する予定だ。同協議会は当時、各地域の安全保障地域(veiligheidsregio)を束ねる重要な意思決定機関として機能しており、ブルルス氏の証言はパンデミック対応の実態解明に向けた重要な証拠となると見られている。上級官僚のマルク・ロスカム・アビング氏も同日に尋問を受ける。
同じくハーグでは、差別・人種主義に関する国家委員会(Staatscommissie tegen Discriminatie en Racisme)の最終報告書が発表される。報告書ではオランダ社会における差別・人種主義を撲滅するために必要な具体的施策が示される見通しで、政策立案に向けた議論を呼びそうだ。
中東情勢も緊迫、国際ニュースから目が離せない
一夜明けた国際情勢も緊迫している。イスラエル軍はイランの複数の軍事目標を攻撃したと発表。イランのテヘラン、タブリーズ、イスファハンで爆発音が確認されたとイラン国営メディアが伝えており、被害状況はまだ明らかになっていない。前日にはイランが脆弱な停戦体制のもとでイスラエル北部・中部にミサイルを発射しており、地域の緊張が再び高まっている。
在蘭日本人にとっては、夜のサッカー中継が週末の話題となりそうだ。オランダ代表の本番前最後の姿を確認しておくのはもちろん、コロナ禍の政策決定プロセスや差別問題をめぐる報告書の内容も、オランダ社会を理解するうえで押さえておきたいトピックと言える。
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情報源: NOS Algemeen



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