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夏の10日間集中オランダ語コース—アムステルダムのNedLes
社会 読了 2分

夏の10日間集中オランダ語コース—アムステルダムのNedLes

文法暗記より「話す自信」を育てるデルフト方式の語学学校

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アムステルダム東部に構える語学学校NedLesが、今夏も10日間の集中オランダ語コースを開催している。受講生は初日から「オランダ語だけ」の環境に身を置き、わずか6日で教科書15課を修了するペースで学習を進める。文法の暗記や単語リストの丸覚えではなく、実際に口を開いて話すことへの自信を育てることを最優先に掲げたプログラムだ。

デルフト方式が生み出す「教室の空気」

このコースが採用するのは「デルフト方式」と呼ばれる教授法で、正式な文法解説より先に、短い文を試行錯誤しながら繰り返し使うことで言語感覚を養う。授業はすべてオランダ語のみで進行し、1日2コマ・計2時間の授業に加え、学校内の自習室やバルコニーで自由に勉強できる時間も設けられている。合宿のような集中環境を、宿泊なしで実現した形だ。

取材日の教室では、「宅配便を受け取った際に隣人の荷物だったらどうするか」というシナリオを題材にロールプレイが展開されていた。ウクライナ出身のアナスタシアさんはオランダ在住3年。医師の資格を持ちながら、オランダ語の習得と書類審査が通るまで医療現場で働けないという切実な事情からコースに参加した。「以前は話すのが恥ずかしかったけれど、授業が始まってからは違う。間違えることが普通だとわかった」と話す。

週1〜2回コースとの違い、受講生が実感

イラン出身でオランダ在住3年のロクサナさんは物流会社に勤め、オランダ人の同僚と円滑にコミュニケーションを取りたいという理由でコースを選んだ。「集中して学ぶのでモメンタムが続く。週に1〜2回のコースより確実に速い」と語る。米国からオランダに移住してわずか2か月のベスさんも、起業準備のためにオランダ語をいち早く習得したいと参加した一人だ。「オランダには英語が多すぎて、努力しないと本当に学べない」と苦笑いする。

NedLesの共同オーナーであるレンスケ・ベルンス氏は「2週間コミットするのは大きな決断だが、一歩踏み出せば確実に成果が出る」と強調する。もう一人の共同オーナー、ウェルモード・ネイハウト氏は「動詞リストを練習するだけでは意味がない。日常のシチュエーションでオランダ語を体験することが大切」と説明し、企業の新入社員研修としての活用も提案している。

在蘭日本人にとっての選択肢として

オランダに暮らす日本人にとっても、職場環境や生活上の必要性からオランダ語習得は長年の課題となりがちだ。週末だけの語学クラスでなかなか上達を実感できないと感じている人には、このような短期集中型の全日制コースが一つの有力な選択肢になりうる。夏休みを活用した10日間で、話す自信の土台を作るという発想は、特にオランダ赴任直後や転職を考えているタイミングに合うかもしれない。詳細はNedLesの公式サイトから問い合わせが可能だ。

情報源: DutchNews

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