ロッテルダムの顔「エラスムス橋」、路面補修で5週間の全面通行止め
迂回路はウィレムス橋かマーストンネル——自転車・歩行者は通行可
ロッテルダムのスカイラインに欠かせない存在として知られるエラスムス橋が、路面の大規模補修工事のため、両方向とも5週間にわたって車両通行止めとなった。市当局は事前に告知を行っていたものの、閉鎖初日の火曜日朝には、橋の封鎖に驚くドライバーの姿も見られた。
迂回路と歩行者・自転車への影響
車を使う市民は、ウィレムス橋かマーストンネルを通る迂回路を選ぶことになる。どちらも市内の主要交通路とはいえ、通勤時間帯の混雑増加は避けられない見通しだ。一方、自転車や歩行者については橋の通行が引き続き認められており、ロッテルダム市内の移動を担う自転車インフラへの影響は最小限に抑えられている。
閉鎖初日には「片側ずつ順番に直せばよかったのでは」と首をかしげるドライバーの声もあった。この点について、市のプロジェクトリーダー、マルセル・ワルラーフェンス氏は、緊急車両が渋滞に巻き込まれずに通行できるよう確保するため、両車線を同時に閉鎖する必要があったと説明している。片側だけを使用する方式では、救急車や消防車が反対車線の工事区間で立ち往生するリスクがあるという判断だ。
夜間工事が選ばれなかった理由
工事を夜間に行わなかった点についても、地元ニュースサイト「ライモンド」の取材にワルラーフェンス氏が答えている。「騒音がひどすぎる」というのがその理由で、路面の切削や舗装作業が近隣住民の生活に大きな支障を与えるためだ。昼間の全面閉鎖という判断は、交通への影響と生活環境のバランスを考慮した結果といえる。
エラスムス橋とは
エラスムス橋は1996年に開通した全長約800メートルの斜張橋で、ニューウェ・マース川に架かり、ロッテルダム市街中心部とフェイエノールト地区を結んでいる。その独特の白い塔の姿から「白鳥」とも呼ばれ、市のシンボルとして親しまれてきた。橋の南端には可動橋(跳ね橋)が設けられており、大型船の通過も可能な構造になっている。
ロッテルダムに住む日本人にとっても、市内移動や観光の際に利用頻度の高い橋だ。工事期間中は通勤・通学ルートの見直しが必要になる場面もあるだろう。最新の交通情報は市当局の公式告知やナビアプリで随時確認することをお勧めしたい。
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情報源: DutchNews



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