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デルフト旧教会の屋根に泥酔男が侵入――ヘリまで出動、説得の末に逮捕
社会 読了 1分

デルフト旧教会の屋根に泥酔男が侵入――ヘリまで出動、説得の末に逮捕

フェルメールの眠る歴史的建造物で深夜の騒動

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オランダ南ホラント州の古都デルフトで日曜の夜、歴史的な旧教会(Oude Kerk)の屋根に男が侵入するという騒動が起きた。現地時間21時頃、男は建物の雨樋をよじ登って屋根に上がり、それを目撃した通行人が緊急通報。警察が周囲を封鎖する事態に発展した。

ヘリまで動員した警察の対応

地元放送局Omroep Westの報道によると、男は酒に酔っており、屋根の上から地上に向けて物を投げ落としていた。周囲への危険を考慮した警察は教会周辺を封鎖し、警察ヘリコプターを出動させて上空から男の動向を監視した。並行して、交渉の専門訓練を受けた担当者が教会の内部から屋根に接触を試み、粘り強い説得を続けた。最終的に男は自力で屋根から下りることに同意し、大きな混乱なく地上に戻った。その後、待機していた救急隊員が男の状態を確認し、手錠をかけられた上で事情聴取のために警察署へ移送された。

フェルメールも眠る、デルフト中心部の名刹

今回の舞台となった旧教会は、デルフト中心部のHeilige Geestkerkhofに立つ、街を代表する二大モニュメント教会のひとつだ。建物の内部には、17世紀オランダの海軍英雄として名高いピート・ハインとマールテン・トロンプの墓碑が安置されている。さらに、デルフトが生んだ世界的な画家ヨハネス・フェルメールの墓もここに存在し、国内外から多くの観光客や美術愛好家が訪れる場所でもある。

今回の騒動による教会への物理的な損傷については、現時点で詳細は明らかになっていない。歴史的建造物への侵入という行為の性質上、今後の捜査では文化財保護の観点からも事実関係が精査されるとみられる。デルフトを訪れる在蘭日本人にとっても身近な観光スポットだけに、事の経緯が気になるところだ。

情報源: NOS Algemeen

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