詐欺師100人公開捜査、わずか2カ月で74人の身元特定
「Game Over?!」キャンペーン、SNS広告5400万回表示の成果
オランダ検察庁(OM)と警察は、今年3月に開始した詐欺容疑者の大規模公開捜査「Game Over?!」キャンペーンで、捜索対象としていた100人のうち74人(約4分の3)の身元を特定したと発表した。道路脇の大型スクリーン、テレビCM、オンライン広告に容疑者の顔写真を掲出するという異例の手法が、短期間で高い成果を上げた。
自首と市民の情報提供が鍵に
身元が判明した74人の内訳を見ると、34人が自ら当局に出頭し、残る40人は一般市民からの通報によって特定された。キャンペーン期間中に寄せられた情報提供は計500件にのぼり、関連ウェブサイトへのアクセスは200万回、SNS上の広告表示回数は5400万回に達した。顔写真を広く拡散するという戦略が、捜査の大きな原動力となったことがわかる。
これまでに38人が取り調べを受けており、それ以外の容疑者についても順次、聴取の予定が組まれているか、追加調査が進められている。逮捕に至ったのは現時点で6人。容疑者の年齢層は幅広く、最年少はわずか14歳で、最年長は42歳となっている。偽の警察官や偽の銀行員を装って市民を騙す「なりすまし詐欺」を若年層が担っている実態が改めて浮き彫りになった。
残る26人の画像は引き続き公開
一方、今なお身元が判明していない容疑者は26人おり、当局はこれらの人物の顔写真をキャンペーンサイト上で引き続き公開している。捜査は継続中であり、追加の情報提供を広く呼びかけている。
在蘭日本人にとっても、偽の金融機関職員や公的機関員を装った電話・訪問詐欺は他人事ではない。今回のキャンペーンで浮かび上がった容疑者像—14歳から42歳という幅広い年齢層、そしてSNSを主な活動の場とする手口—は、デジタル空間でのなりすまし被害が年齢や国籍を問わず誰にでも起こり得ることを示している。不審な連絡を受けた際は、公式の番号に直接かけ直すなど、基本的な確認を怠らないことが引き続き重要だ。
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情報源: NOS Algemeen



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