サバ島で行方不明のオランダ人ハイカー、生存はほぼ絶望的——捜索は遺体収容へ切り替え
82時間経過後、救助作戦から収容作戦へ。USARチームが捜索を継続
カリブ海に浮かぶオランダ領の小島サバで、数日前から行方不明になっているオランダ人男性の生存が「ほぼ絶望的」とされる事態となった。島の行政長官ジョナサン・ジョンソン氏がソーシャルメディアに投稿した動画メッセージの中でこの見通しを明らかにし、捜索活動の性格が大きく変わった。
82時間の壁、救助から収容へ
ジョンソン行政長官によると、男性が最後に目撃されてから82時間以上が経過した時点で、医療チームとの協議を経て捜索の位置づけを変更した。「捜索は救助作戦から遺体収容作戦へと切り替えられた。つまり、行方不明者が生きて発見される可能性は低いということだ」と長官は述べた。木曜日から続く捜索では、ヘリコプター、ドローン、救助犬がすでに動員されていたが、これまでのところ発見には至っていない。
USARチームも投入、捜索は継続
発表後も捜索活動は打ち切られておらず、新たにUSAR(都市型捜索救助)チーム11名と犬9頭が加わり、島内の捜索が続けられている。サバは面積わずか13平方キロメートルながら、最高峰が標高約900メートルに達する急峻な地形が特徴で、ジャングルに覆われた斜面は捜索を困難にする要因となっている。
島を訪れた理由と経緯
行方不明になった男性はエリクさん(50代)。地元当局によると、豊富なハイキング経験を持つ人物だという。今回サバ島を訪れたのはレジャー目的ではなく、島に新設される通信塔の建設工事に携わるためだった。仕事でこの地を訪れた経験豊富なハイカーが行方不明になったという経緯が、地元社会に衝撃を与えている。
オランダ本土やカリブ海の自治領に生活基盤を持つ日本人にとっても、今回の事案は遠方の出来事ではない。サバ島はダイビングやハイキングを目的に訪れる旅行者も多い観光地であり、険しい自然環境でのリスク管理の重要性を改めて示す事例となった。捜索の最終的な結果は、本稿執筆時点でまだ報告されていない。
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情報源: NOS Algemeen



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