1キロ30セント——農場直売のジャガイモに人々が殺到
1キロ30セント——農場直売のジャガイモに人々が殺到
ヘルダーラント州の農場「De Giessen」が格安販売、9月まで保存可能
ヘルダーラント州フューレンにある農場「De Giessen」の畑に、木曜日の午後、買い物客たちが次々と集まった。目当ては、1キロあたりわずか30セントという破格のジャガイモだ。大きなネットを手に、夫婦や家族連れが次々と収穫を楽しみながら袋いっぱいに詰め込んでいく光景が広がった。
訪れた客の一人、ヘルマさんは夫のロブさんが次々とジャガイモをネットに入れていく様子を満足そうに眺めながら、「多くの人には奇妙に聞こえるかもしれないけれど、私たちはほとんど毎日ジャガイモを食べるんです」と語った。オランダの食卓にジャガイモが欠かせない家庭にとって、この直売イベントはまさに願ってもない機会だったといえる。
農場直売ならではの価格はなぜ実現できるのか
スーパーマーケットで同量のジャガイモを購入する場合と比べると、今回の価格は大幅に安い。農場直売では流通コストや中間マージンが省けるため、こうした価格設定が可能となる。農場側も余剰在庫を効率よくさばけるメリットがあり、生産者と消費者の双方にとって合理的な取引となっている。オランダでは農家が直接消費者へ販売する「ボードレイショップ(boerderijwinkel)」の文化が根付いており、こうした機会は各地で定期的に見られる。
9月まで保存可能——まとめ買いのチャンス
農場によると、今回販売されたジャガイモは適切な環境で保管すれば9月まで保存できるという。涼しく暗い場所、たとえば地下室や納戸などに置いておけば長期間品質を保てる。毎日の食卓にジャガイモが登場する家庭なら、まとめて購入しておくことで食費の節約につながる。在蘭日本人の中にも、コロッケやポテトサラダ、肉じゃがなどの和食にジャガイモをよく使う方は少なくない。こうした農場直売の機会をうまく活用することで、日々の食費を賢く抑えることができそうだ。オランダ各地でこのような直売イベントの情報は、地域の農場ウェブサイトやSNSで告知されることが多いため、チェックしておく価値は十分にある。
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