5月15日のオランダ:ナクバ追悼、銃撃事件裁判、そしてスタジアムコンサート開幕
アムステルダム・ロッテルダム・ユトレヒト3都市で同日開催の追悼式典
5月15日、オランダは追悼・司法・エンターテインメントが交差する一日を迎えた。パレスチナの「ナクバ」を記念する式典が国内3都市で同時に開かれ、アムステルダムでは2024年秋に発生した銃撃事件の裁判が開廷。一方、国民的人気デュオのスタジアムツアーが幕を開けるなど、オランダ社会の様々な側面が凝縮された木曜日となっている。
ナクバ77周年——3都市で追悼の輪
アムステルダム、ロッテルダム、ユトレヒトでは、ナクバ(「大災禍」の意)の追悼式典が行われる。ナクバとは、1948年のイスラエル建国に伴い数十万人ものパレスチナ人が故郷を追われた出来事を指し、毎年5月15日がその記念日とされている。ガザ紛争が続くなか、今年の追悼は例年以上に注目を集めており、在蘭パレスチナ系コミュニティや連帯を示す市民が各会場に集まる見通しだ。
アムステルダム南東部銃撃事件、裁判始まる
2024年11月1日、アムステルダム南東部の集合住宅「ハクフォート」前で発生した銃撃事件の公判が本日開廷する。検察によると、この事件では少なくとも44発が発砲され、3人が重傷を負った。被告は現在23歳で、殺人未遂の疑いが持たれている。白昼の住宅地での大規模な銃撃戦はオランダ社会に衝撃を与えており、公判の行方が注目される。
スザン&フリーク、全10公演のスタジアムツアー開幕
明るいニュースも届いている。オランダを代表する人気デュオ、スザン&フリークが本日よりアーネムのヘルレドームでコンサートツアーをスタートさせる。昼公演と夜公演を合わせた全10公演はすでに完売しており、熱狂的なファンがオランダ各地から会場に詰めかける。
なお、前夜にはユーロビジョン・ソングコンテストの準決勝第2夜が行われ、ウクライナ、ノルウェー、デンマーク、マルタなど計10カ国が決勝進出を決めた。決勝はイギリス、オーストリア、フランスも自動出場として加わり、土曜日に行われる。マルタ代表の楽曲「ベラ」にはオランダ系スウェーデン人ソングライターのヨープ・ファン・デン・ブームが作曲に携わっており、ひそかなオランダとのつながりが話題を呼んでいる。
この日の天気は東部・南部で晴れ間のあと曇り、時折にわか雨。気温は10〜12度と、5月としてはやや肌寒い一日となりそうだ。追悼式典やコンサートに足を運ぶ際は、防寒と雨対策を忘れずに。
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情報源: NOS Algemeen



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