ローズドレヒト難民施設抗議デモ、再び混乱――放水砲使用・4人逮捕
異例の治安措置も「部分的にしか機能せず」、2夜連続の騒乱
オランダ中部のローズドレヒトで、難民の緊急受け入れ施設をめぐる抗議活動が2夜連続で混乱に陥った。警察は花火を投げつけてきた一部の参加者に対して放水砲を使用し、計4人を逮捕。残る参加者に対しては解散を命じた。地元ウェイデメーレン基礎自治体の広報担当者は状況を「相当不穏」と表現しながらも、放火や救急隊員の妨害が発生した前夜ほど深刻ではなかったと述べた。
平和的な抗議が一転、花火が飛び交う夜に
この夜の抗議は、指定された抗議エリアに約50人が集まる形で始まった。午後8時ごろの時点では雰囲気は比較的穏やかだったが、その後状況は一変する。一部の参加者がエリア内から警官隊に向けて重度の花火を投擲し始め、警察は放水砲での対応を余儀なくされた。午後9時45分ごろ、警察は全員に退去を命じ、現場を制圧した。
なお、夜が始まった時点から、施設前の路上への立入禁止令を無視してスプレーを掲げる参加者の姿もあった。今週から施設には15人の亡命希望者が滞在しており、住民の間での緊張が高まっていた背景がある。
異例の治安措置、それでも「部分的にしか機能せず」
相次ぐ混乱を受け、ウェイデメーレン自治体はこの夜に向けて複数の異例措置を導入していた。ローズドレヒトへ乗り入れる全車両への検問、施設前の路上に対する夜間の立入禁止(土曜日まで継続)、周辺エリアでの予防的な所持品検査、そして覆面の着用禁止だ。しかし当局の広報担当者は、これらの措置が「今夜は部分的にしか機能しなかった」と認めた。
在蘭日本人への示唆
難民受け入れをめぐる地域住民との摩擦は、オランダ各地で断続的に報告されているが、今回のケースは自治体が緊急的な公共秩序権限を集中的に行使した点で異例だ。在蘭日本人にとって直接的な生活影響は限定的だが、政府の移民・難民政策をめぐる社会的緊張が局所的に噴出するパターンは、今後も続く可能性がある。夜間の外出や車両移動の際には、こうした制限措置が予告なく設定される場合があることを念頭に置いておきたい。
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情報源: NOS Algemeen



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