ユトレヒト州で6歳男児がオオカミらしき動物に森に引きずり込まれ襲われる
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突如現れ、子どもを森の中へ
事件が発生したのは7月30日水曜日、ユトレヒト州ヴァウデンベルフ市(Woudenberg)の自然保護区ピラミーデ・ファン・アウステルリッツ(Pyramide van Austerlitz)。母親のNynkeさんと3歳の弟と一緒に自然散策していた6歳の男児が、突如現れたオオカミと見られる動物に襲われた。
母親の証言によれば、動物は芝生を駆け抜けて息子に飛びかかり、そのまま森の中へ引きずっていったという。偶然その場に居合わせた2人の男性が棒で動物を追い払い、少年を救出した。通報したのは現場を目撃した2人の女性だった。
背中や脇にかみ傷、即日退院
少年は直ちにユトレヒト医療センターに搬送され、背中と脇の下にかみ傷、擦過傷、ひっかき傷が確認された。傷口の洗浄と縫合の後、同日中に退院した。
父親Mikeさんは、「今回の出来事にショックを受けており、“運が良かった”という思いが強い」とRTV Utrechtに語った。男児はやや口数が少なくなっているものの、精神的な安定は保たれているという。
「ここが問題地域とは知らなかった」
家族はユトレヒト市内に在住し、周辺地域をよく散歩していたが、事件が起きた場所にはそれほど詳しくなかったという。父親は「デン・トレーク(Den Treek)で以前オオカミが出たことは知っていたが、アウステルリッツもその一部とは知らなかった」とコメント。
自然保護区内でのオオカミ目撃や野生動物との接触事例が以前から報告されていたが、今回のような人身攻撃は極めて稀。
DNA鑑定でオオカミか確認へ
地方の自然保護機関(RUD)は現場からDNAサンプルを採取しており、今後、“問題オオカミ”かどうかの鑑定を行う。
父親は「もし問題個体だと判明すれば、なぜ駆除されていないのか知りたい」と憤りを見せつつも、「オオカミという種全体に反対ではない」「オオカミと共生する社会を作っていくしかない」と述べている。
「子どもを連れての入林禁止」
ヴァウデンベルフ市のMagda Jansen市長は事件直後、以下のような市民向けの厳重注意喚起を行った。
「子ども連れで森に入らないでください。 大人も単独での入林は控え、必ず道に沿って行動を。危険が伴う状況です。」
情報源: HARRO LIFE (legacy)


