住まいがない新入生に“駅キャンプ”―NSがユトレヒト中央駅にテント村設置
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「駅で寝よう」NSが異例の支援
オランダ鉄道(NS)は、ユトレヒトの大学進学を控える新入生たちの深刻な住宅不足に対応するため、異例の措置に踏み切った。8月11日から14日までの間、ユトレヒト中央駅の構内にキャンプサイトを設置し、宿泊場所が確保できなかった新入生20名を受け入れる。
これは、ユトレヒトで開催される大学のオリエンテーションイベント「UIT(Utrechtse Introductie Tijd)」に参加する新入生のための特別対応だ。
寝具付き・朝食・自転車完備
NSによれば、「各テントには寝具付きのベッドを用意し、朝食・飲み物・耳栓・自転車も提供する」とのこと。つまり、参加学生は「スマホの充電器と歯ブラシだけ持ってくればOK」という、ほぼフル装備のサービスとなる。
通学用の自転車も貸与されるため、UITプログラムが行われるユトレヒト市内中心部までのアクセスにも困らない。
NS公式Instagramにビデオ提出
このキャンプに参加するには、NSの公式インスタグラムアカウント宛にビデオを投稿・提出する必要がある。締切は8月1日(金)で、選ばれた20名には週末中に連絡が来る。
このような「ビデオ選考」形式にはユーモアもあり、学生たちの個性を楽しむ形で運営される予定。
学生用無料交通カードは9月から
なお、オランダでは大学生向けに交通機関を無料で利用できる「学生OVカード(studentenreisproduct)」が配布されるが、これは9月1日からしか利用できない。そのため、UIT期間中の移動はすべて自己負担となる。
NSの広報担当者は、「例えばフローニンゲンから毎日ユトレヒトに通うのは、NSにとっても現実的ではない」と述べ、長距離通学生の負担軽減策として今回の企画を実施したと説明している。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


