政治・行政
オランダ、帰化要件を5年から10年に延長へ
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帰化要件の大幅引き上げ
オランダ政府は、外国人がオランダ国籍を取得するための自然化(帰化)条件を見直し、最低居住期間を5年から10年に引き上げる方針を打ち出した。これは、オランダ王国内で合法かつ中断のない居住を10年行うことを、新たな要件とすることである。
この案は、正義・安全保障省のArno Rutte次席大臣によるもので、閣議で承認された。今後、法案の草案が進められる予定である。
新しい基準の概要と狙い
現行制度では、外国人は合法的な居住を5年間続けていれば自然化申請が可能である。
新たな案では、以下の要件が課される:
・10年にわたる中断のない合法居住
・「完全な統合(fully integrated)」の実証
・オランダ王国と恒久的つながりがあることの証明
Arno Rutte氏は、「5年から10年へと長くすることで、申請者が王国とのより深いつながりを確立し、社会に十分溶け込んでから国籍を得られるようにする」意図を述べている。
政府は、この延長が申請者にオランダ社会との関係を深め、持続的な関与を示す余裕を与えると説明している。
今後の手続きと見通し
この案は現在、2か月間のオンライン諮問期間に入っており、個人や団体からの意見を募る段階である。寄せられた意見は法案改定に活用され、その後 州評議会(Council of State) の助言を受けて、最終的に下院(Tweede Kamer)に法案として提出される見通し。
この段階では案にすぎず、法制化には議会での審議・承認が不可欠である。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


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