ガソリン・ディーゼルの価格急騰回避へ―エクサイズ税の引き上げを1年延期
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エクサイズ税の延期を決定
オランダ政府は、ガソリンおよびディーゼル燃料に課されるエクサイズ税の予定されていた引き上げを、さらに1年間延期する方針を固めた。この決断により、2026年1月1日に燃料価格が急騰する事態は回避される運びとなった。
補足情報:エクサイズ税とは
エクサイズ税(オランダ語:accijns)とは、ガソリン・ディーゼル・アルコール・タバコなど、特定の商品の消費に対して課される間接税である。単なる歳入目的にとどまらず、環境負荷や健康への悪影響を抑える目的もある。
燃料に対するエクサイズ税は、オランダにおけるガソリン価格の大部分を占めており、1リットルあたりで数十セント以上に及ぶ。加えて付加価値税(BTW)も上乗せされるため、オランダは欧州内でも燃料価格が高い国の一つとなっている。
政府は2022年、ロシアによるウクライナ侵攻によるエネルギー価格の高騰を受け、一時的な減税措置としてエクサイズ税を引き下げた。その後、数度にわたり延長されており、今回の延期もその流れにある。
ガソリン価格は急上昇を免れる見込み
今回の延期により、もし引き上げが行われていた場合、1リットルあたり最大約26セントの値上げが懸念されていたが、その影響は回避された。
財源確保は未定、政府の負担に
この措置により、政府はエクサイズ税の見込収入約16億ユーロを取りこぼす可能性がある。財務大臣のEelco Heinen氏は、「その金額は簡単に捻出できるものではない」と述べており、どこから財源を補填するかは未だ検討中である。
燃料税の減免は、2022年のロシア・ウクライナ危機に伴う燃料価格高騰への対応として導入された。その後、複数回の延長を重ねており、今回の延期もその延長の一環といえる。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


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