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半数以上のオランダ人が「酔っても自転車に乗る」、飲酒運転の罠
社会

半数以上のオランダ人が「酔っても自転車に乗る」、飲酒運転の罠

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自転車に酔ったまま乗るのが普通?

保険会社Univéが成人1000人を対象に調査した結果、半数以上が酔って自転車に乗る経験があり、そのうち多くが「自分なら大丈夫」「普通のこと」と考えているという。オランダでは自転車利用が日常的で、お酒を飲んだ後でも自転車が選ばれやすい文化的背景がある。

医師が語る深刻な現場実態

アルメレのFlevoziekenhuisで救急医を務めるYara Basta氏は、週末にけがをした若者の多くが自転車転倒による顔や脳の損傷を負っていると警鐘を鳴らす。酔っていると転倒を防ぐ反射が働かず、重傷につながりやすいとのことだ。

飲酒自転車は“違反”ではない

警察のBert van Haaften氏によれば、飲酒運転(自転車含む)は違反ではなく犯罪行為であり、140ユーロ程度からの罰金や前科記録もあり得る。多くの市民はこの点について認識が甘く、「自転車だからOK」と考えているのは誤解だと指摘する。

安全機関は対応を強化すべき?

Veilig Verkeer Nederland(VVN)は、飲酒自転車は自分への危険が主だとしつつも、「交通にアルコールがあるのはよくない」として全体としての禁止を支持している。一方で、飲酒運転の取り締まり強化は、かえって車を選ぶ動機になりかねないと慎重な姿勢を示している。

見えにくい盲点を埋める必要性

自転車だから罰則が軽い、事故の深刻さはない、と誤解しやすいが、実際には顔面骨折や脳震盪など重大被害が多く、法的にも罰される行為である。医療、法務、教育の連携により、飲酒自転車への認識を改める必要があるだろう。

参考

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