リサイクル率90%へ─デポジット制度改革、回収ポイント増設・報酬制度も
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義務化された90%の回収目標
オランダの飲料容器リサイクル制度(デポジット制度)では、回収率90%が義務づけられているが、ここ数年達成できていない。このままでは罰金措置の可能性があることから、飲料業界団体Verpact(ヴァーパクト)は、回収強化のための包括的な改革案を打ち出した。
回収しやすく・返しやすく
Verpactが発表した新たな取り組みの主な柱は以下の通り:
・回収ポイントの増設
・2026年末までにスーパーマーケットに3,000カ所以上追加設置
・音楽フェス・イベント会場での回収ポイントは2倍に増加
・却機の修理スピードを2倍に短縮
・破損・変形したボトルや缶も受け入れ対象に
・「リターンで当たる」報酬キャンペーンの実施
・詳細は未発表だが、ワールドカップのチケットなどが賞品例として言及された
**・ **ごみ箱の荒らし対策として、寄付リングを設置し、リサイクル目的のボトルを別に集められる仕組みを導入(主に都市部で)
財源と政府の反応
この一連の施策には、Verpact側が1億2000万ユーロ(約200億円)を負担する計画。監督機関である「人間環境・交通監督庁(ILT)」も現時点では前向きな評価を示しており、罰金の回避が期待されている。
環境担当のThierry Aartsen国務長官は、価格への転嫁を懸念してデポジット額の引き上げを否定。代替案として、報酬付きキャンペーン(リターン・ボーナス)を支持している。「これらは、ポイ捨てや廃棄物問題への総合的な対策パッケージだ」と語る。
今後の見通しと追加措置の可能性
VerpactのCEOのHester Klein Lankhorst氏は次のように述べている:
「この新たな取り組みで90%の目標は達成できると自信を持っている。ただし、万が一達成できなければ、さらに追加措置を講じる準備もある」
情報源: HARRO LIFE (legacy)


