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殺人・過失致死で年間120人犠牲―女性の半数がパートナーなどによる犯行
社会

殺人・過失致死で年間120人犠牲―女性の半数がパートナーなどによる犯行

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犠牲者数と傾向

2024年にオランダで記録された殺人および過失致死の犠牲者は 120人(前年度より5人少ない)であった。その内訳は男性76名、女性44名である。

近年(2020〜2024年)の統計によれば、女性被害者の97%で警察は容疑者または嫌疑者を特定しており、そのうち52%がパートナーまたは元パートナーであった。さらに、家庭内の親族による殺人も20%に上る。女性被害者の多くは自宅で刺殺や絞殺によって命を落としている。

男性被害者の構造

一方、男性被害者では警察が容疑者を特定した割合は86%。そのうち32%が知人による殺害で、11%は犯罪組織間の抗争によるものであった。銃や刃物による殺害が70%以上を占めている点も特徴的である。

子どもの犠牲と家庭内の悲劇

2020〜2024年の間にオランダで10歳未満の子ども30人が殺害されており、そのうち26人が両親による殺害とされる。

長期的な推移:犠牲者数は半減

2000〜2004年の平均では、男性163人、女性74人が犠牲となっていたが、2020年代では犠牲者数は半分程度に減少している。

男性は2016年まで減少傾向が続き、2017年にピークの後は平均82人に安定。女性も減少はしたが男性ほど急速ではなく、過去10年間の平均は年間約43人である。

年齢層と地域別の傾向

犠牲者のうち、73%が20〜60歳、10%が20歳未満、17%が60歳以上であった。

さらに昨年の殺人の半数以上は人口10万人超の自治体で発生し、最多はアムステルダム(18件)、ロッテルダム(11件)、デン・ハーグであった。

国際的に見て低水準な殺人率

CBSによると、オランダの殺人率はヨーロッパ諸国の中で相対的に低い部類に入り、さらに低い国としてはアイルランド、スイス、イタリア、スロベニアなどが挙げられている。

参考

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